沖縄戦から80年の節目を迎えて考える
以下の文章は「監視社会ならん!通信」58号(2025年1月10日発行)に掲載されたものです。同通信は辺野古テント村の棚に置かれていますので、ぜひご覧ください。 1971年に「戦争を知らない子供たち」(作詞 北山修/作曲...
View Articleチェコの雑誌が沖縄の文学を紹介
チェコの『PLAV』という雑誌が沖縄の文学を翻訳・紹介している。 小説は大城立裕、又吉栄喜、目取真俊、崎山多美、詩は山之口獏、清田政信、高良勉、トーマ・ヒロコの作品がチェコ語に翻訳され、紹介されている。 ちなみに私の小説は「希望」の全体と「魂込め」の一部が掲載されている。 これまで沖縄の文学作品がチェコ語に翻訳されたことがあるかどうかは知らないが、新しい読者が得られるのはいいことだ。...
View Articleヤンバルの将来のために
18日(土)は午前中、今帰仁村社会福祉協議会で「新春 ふれあいもちつき大会」が行われ、賑わっていた。 フードバンクに1品持ち寄り運動というのが行われていたので、お歳暮でもらった飲み物を持っていった。 私が中学校に通っていた50年前、今帰仁村には今帰仁中学校、兼次中学校、湧川中学校、古宇利中学校の4校の中学校があった。...
View Article海上行動/大浦湾のサンドコンパクション船ほか
20日(月)はカヌー5艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。 午後1時頃、カヌーチームは松田ぬ浜を出発した。 オイルフェンス沿いに長島の近くまで漕ぎ、平和丸に乗り込んで大浦湾に出た。 昨日、今日と連続して軟弱地盤を改良するための大型船が大浦湾に入っている。 こちらは今日の午前中に入ったサンドコンパクション船で、瀬嵩側の沖に停泊している。...
View Article桜の季節
1月下旬になると沖縄は桜の季節だ。 1月18日(土)から本部町の八重岳で桜祭りが始まっていて、25日(土)からは今帰仁村の今帰仁城址(ナチジングシク)と名護市のナングスクで桜祭りが始まる。 家の裏庭には大小合わせて10本ほどの桜があり、少しずつ花が咲き始めている。 裏庭にはピンクのイッペーもあり、こちらも花が開き始めている。 スパンプ(つわぶき)の花にはミツバチの姿が絶えない。
View Article大浦湾で海上ヤードへの砕石投入とサンドコンパクション船に抗議
22日(水)はカヌー5艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。 カヌーチームは午前8時3分に松田ぬ浜を出発した。航路近くで平和丸に乗り込み、長島の間を抜けて大浦湾に出た。 沖の方には大浦湾に入ろうとするガット船などの船影が見えたが、サンドコンパクションパイル(SCP)船の状況確認と抗議を優先し、K9護岸の方に向かった。...
View Article講演会のご案内
【 講演会のご案内 】 演 題:「米軍機騒音に関するアンケート調査結果 と低周波音の影響」 講 師:渡嘉敷健さん(琉球大学准教授) 日 時:2月1日(土) 午後2時から 場 所:名護市港区公民館 参加費:無料 主 催:新基地建設問題を考える辺野古有志の会 /ティダの会...
View Articleとぅしぬゆる―(年の夜/大晦日)
冬になると庭にちょんちょん(ウグイス)がよくやってくる。いい顔をしている。 沖縄も今日は寒い1日だった。 とぅしぬゆるー(大晦日)はこの曲を聴いてみーどぅし(新年)を迎える。
View Articleみーどぅしでーびる。くとぅしんゆたしくうにげーさーびら。
みーどぅしむけーてぃ、くとぅしんいいとぅしないぬぐとぅにがといびん。 新年を迎え、今年もいい年になるように願ってます。 とぅーぬゆーからやまとぅぬゆー、やまとぅぬゆーからアメリカゆー、アメリカゆーからまたやまとぅぬゆー、ぺーくなーちくらなうちなーゆー。 唐の世から大和の世、大和の世からアメリカ世、アメリカ世からまた大和の世、早く作ろう沖縄世。
View Articleざんぬぃゆーぬ海/ジュゴンの海
み―どぅしんあきてぃ、くーやいいぅわ―しちえったん。 新年が明けて、今日はいい天気だった。 ふいじまのまわりぬうみんでーじなすらせーたん。 古宇利島のまわりの海もとても美しかった。 うぬうみぬだーかいにげら、なまえってぃんざんぬぃゆーぬうぃがはじ。 この海のどこかに、今でもジュゴンがいるだろう。 なはじゅにぬしまぬうがんじゅじ、やーにんじゅとぅしまのくとぅうむてぃ、てぃーあーちゃん。...
View Article辺野古新工事用ゲート前抗議行動
30日(木)は午後12時前に名護市辺野古の新工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。 32人の市民がゲート前に集まり、座り込みやプラカードを掲げて、強行される辺野古新基地建設に反対した。 機動隊に強制排除されるまで、発言や歌声、ハーモニカ演奏、シュプレヒコールなどをつなぎながら座り込みを続けた。...
View Article1月30日の辺野古側埋め立て工区と大浦湾の様子
30日(木)は新工事用ゲート前の抗議行動に参加したあと、午後1時半頃に豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。 ゲートから入ったダンプトラックやK8護岸で陸揚げされた土砂を運んできたダンプトラックが、大浦湾の埋め立てに使用する土砂の仮置きを行っていた。 昨日のブログでも書いたが、ゲート前の抗議行動の際に大浦湾の様子も見た。...
View Article辺野古ゲート前の県民大行動とティダの会の講演会
2月に入った。1日(土)は午前11時前に名護市辺野古のキャンプ・シュワブ・メインゲート前に行き、辺野古新基地建設に反対する県民大行動に参加した。 主催者発表で580人ほどの市民が参加した。オール沖縄会議共同代表の稲嶺進さんの挨拶のあと、玉城デニー知事のメッセージ、本部町島ぐるみ会議、海上行動メンバー、国会議員や県議会議員などの発言が続いた。...
View Article美謝川切り替え工事と現場から出た土砂の搬入
写真は1月30日(木)の午前11時45分から午後12時55分頃にかけて撮影したものだ。 美謝川切り替え工事の様子で、辺野古ダム側の斜面まで木々の伐採が進んでいる。 新工事用ゲートからの資材搬入の際、美謝川切り替え工事の現場からも土砂が運び込まれている。...
View Article辺野古新工事用ゲート前での抗議行動と埋め立て・大浦湾の工事状況
4日(火)は午前11時52分頃、名護市辺野古の新工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。 37人の市民がゲート前に集まり、座り込みやプラカードを掲げ、機動隊に強制排除されるまで工事車両を止めた。 工事車両の先頭がゲート前に来たのが午前11時54分頃。市民が全員排除されて資材搬入が始まったのが、午後12時18分頃だった。...
View Article辺野古新基地建設現場で相次ぐ事故
3日(月)は大浦湾にガット船が入らず、海上での作業も行われていなかったとのことだったので不思議に思っていた。 県内メディアの報道によれば、1日(土)に大浦湾で作業員が骨折する事故が発生し、安全対策を確認するために3日は作業が中止になったようだ。 1月20日にも作業員が骨折する事故が発生し、2週間の間に2件の骨折事故が発生している。...
View Article辺野古新工事用ゲート前抗議行動/大浦湾に5隻目のSCP船が入る
7日(金)は午前11時54分頃、名護市辺野古の新工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。 市民15人がゲート前に集まり、座り込みやプラカードを掲げて、辺野古新基地建設反対を訴えた。 この回は台湾から3人の女性も座り込みに参加していた。 新工事用ゲートは危険なカーブの場所に造られているので注意が必要だ。...
View Article「季刊 目取真俊」40回
以下の文章は2025年1月21日付琉球新報に「季刊 目取真俊」40回として、〈自衛官の採用と少子化/戦闘員確保に苦慮/軍事より子育てに予算を〉という見出しで掲載されたものです。 数年前から2025年問題が話題になってきた。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、医療・介護など社会保障費の増大、労働力不足、空き家の増加など多方面で問題が発生するというものだ。...
View Article大浦湾でSCP船へのケーシングパイル取り付けに抗議
10日(月)はカヌー3艇と平和丸1隻で海上行動を行った。 カヌーチームは午後12時59分頃、松田ぬ浜を出発した。 K3護岸付近まで漕ぎ、途中で平和丸に乗り込んで長島の間を抜け、大浦湾に出た。 K5~K7護岸は消波ブロックの設置が終わり、K5護岸でL字型よう壁の建設が始まっていた。 大浦湾内ではガット船2隻(marumasa6号、聖嘉)がランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。...
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