今年から水曜日に続き木曜日もゲート前の阻止行動を強化しようという呼びかけがなされている。14日は午後から所用があったのでカヌーに乗るのは休み、早朝から作業車への抗議行動に参加した。夜も明けないうちからゲート前とほか数か所に集まり、作業車の動きを警戒した。
沖縄防衛局や作業員、県警、軍警備員などもこちらの動きをつかむために偵察を出し、情報交換をしている。木曜行動を大きく呼びかければ、それに応じて対応の仕方を変えてくる。午前7時前から機動隊がゲート前の市民を排除し、作業車10台ほどが基地内に入っている。抗議行動が広がった分、車両のチェック態勢の強化が必要だと感じた。
某所で待機していて車で移動中、見覚えのある産業廃棄物処理のトラックと砂利を乗せたダンプカー、大型トレーラー車などが列をなして辺野古方向に向かうのを目にした。ゲート前に連絡をしてから後を追い、抗議行動に加わった。
座り込みの参加者が減る午前11時前を狙って資材搬入が行われている。警察、軍警備員、沖縄防衛局、作業会社の連携がなければできないことだ。作業が進行するにつれ、入る側もより巧妙になり、弾圧体制も強化される。阻止行動もそれだけ厳しくなるが、多くの県民がゲート前に来て具体的に行動するしかない。
ゲート前では座り込む市民を、沖縄県警と警視庁機動隊が強制排除し、騒然とした状況となっていた。近くまで行ってビデオで弾圧の様子を撮りながら様子を見た。座り込みの残りが3名となり、機動隊が壁を作って作業車を入れようとし始めので、車の前に行って抗議した。
https://www.youtube.com/watch?v=EetJW8n4qnE&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=CUSuU20a9A8&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=REjsNDKvUz4&feature=youtu.be
安倍政権の意図を受けて沖縄に送り込まれ、市民弾圧の前面に立っているのが警視庁機動隊だ。この日も強制排除の過程で70代の女性が頭を打って救急車で運ばれている。引き揚げる警視庁機動隊に対し、市民が後を追いながら抗議を続けた。
https://www.youtube.com/watch?v=40NwfI-kgDA&feature=youtu.be
旧ゲートの前で再び座り込んで警戒態勢をとりながら、旧ゲート周辺や新ゲートでは警察の暴力に対する抗議が続いた。
時おり小雨が降り、寒さが厳しいなか、辺野古では連日、ゲート前でも海でも激しい取り組みが続けられている。他人事ではない、自分自身の問題として、1人でも多くの人が行動に参加してほしい。