3月10日午後5時過ぎから那覇市の県庁前広場で、「さようなら原発 さようなら米軍基地集会」(主催:沖縄平和運動センター)が開かれた。参加者は100名ほど。
最初に昨年3月11日の地震・津波による犠牲者に1分間の黙祷を行った。
主催者を代表して崎山嗣幸さん(沖縄平和運動センター議長)があいさつ。そのあと照屋寛徳衆院議員(社民党)、瑞慶覧功県議会議員(社大党)、山内徳信参院議員(社民党)、全港湾労組、第一次産業労連から発言があった。
被災者への支援や脱原発の訴えをはじめ、辺野古新基地建設や高江ヘリパッド建設、仲井真県当局が第32軍司令部壕説明板文案から慰安婦、住民虐殺の記述を削除したこと、八重山教科書問題と高校教科書の検定、那覇新港への自衛艦、インド海軍軍艦の寄港、TPPなど、沖縄が直面している問題への発言が続いた。
集会後は国際通りを牧志ウガン公園までデモ行進し、原発はいらない!基地はいらない!と訴えた。