17日は波が高いのでカヌーの練習を行わず、汀間漁港で釣り人の皆さんが行っている清掃作業を手伝った。ゴミ袋を手に港内を歩き、空き缶やペットボトルからタバコの吸い殻まで、目につくゴミを拾っていったが、1時間余で軽トラック2台分を収集した。
大浦湾には作業船や沖縄防衛局の警戒船、海上保安庁の船などが1隻もなく、翁長知事の埋め立て承認取り消しを受けて、海上作業はまったく行われていない。目障りなオレンジ色のフロートさえなければ、本来あるべき海の姿に戻るのだが…。
この静けさは一時的なものに過ぎない。国交相の執行停止が出れば、来週にも海上での作業が再開される。裁判に持ち込めば国に有利な判決が出る、政府・防衛省はそう考えて裁判になることを歓迎している。同時に裁判中も工事を進め、1日も早くこの海に土砂を投入して埋め立てを行おうとしている。
結局、市民が実力で阻止しなければ、工事は強行されてこの海は破壊されるということだ。海上や基地ゲート前はもとより、言論、議会、街頭、インターネットなどあらゆる場で、工事を阻止する取り組みを進めましょう。
辺野古のテントに戻ってカヌーチームの話し合いを持ったあと、差し入れの弁当をごちそうになった。野菜が多く栄養のバランスが取れている。シークヮーサーのジュースやデザートのお菓子付きで、みないつも感激している。他に北海道からトマトジュースの差し入れもあった。ぶぶぶの皆さん、Kさん、ありがとうございました。