沖縄は梅雨が明けて、森の木々からセミの鳴き声が聞こえている。瀬嵩の浜の木陰にはいると、クマゼミの抜け殻があった。
12日は午前9時25分にカヌー20艇が瀬嵩の浜を出発した。抗議船3隻と合流して瀬嵩側のフロート近くまで行くと、3隻のスパッド台船とクレーン船1隻で海底ボーリング調査が行われている。カヌーと船から抗議の声を上げながら、しばらく様子を見た。
10日は午前と午後の2回、カヌーチームがフロートを越えてスパッド台船を目ざし、抗議行動を行った。午前の行動ではスパッド台船を囲むフロートまで行き、台船のすぐ下から抗議をしたメンバーもいた。
午後はあらかじめフロートの中に入って行動したが、海保のゴムボートは一定の距離をおいて待ちかまえていて、すぐには拘束に来なかった。抗議をしながら徐々に近づいていくと、一斉に拘束が始まった。台船まではたどりつけなかったが、海保の弾圧にひるむことなく連日の抗議行動が続いている。
瀬嵩の浜で海保の拘束を解かれたカヌーメンバーを、今日も島ぐるみ会議のみなさんが迎え、激励してくれた。ゲート前は日差しとアスファルトの熱で大変な暑さだろう。沖縄の暑さはこれから日に日に激しくなる。体調に気をつけて頑張りましょう。