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Channel: 海鳴りの島から
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粛々と海を渡る…いつもの姑息さ

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 28日は朝から雨模様で、午後は雷も鳴り、海上抗議行動は中止となった。

 未明にクレーン付台船が大浦湾に入っている。いつものように人目を避けてこそこそと機材を搬入する沖縄防衛局のやり口。頼山陽の詩句ではないが、まさに「粛々」と作業を進めようというわけだ。瀬嵩側のフロートやオイルフェンスの異常な設置もこのためだったわけだが、翁長知事や稲嶺市長が訪米中に海底ボーリング調査を再開しようとする日本政府・沖縄防衛局の姿勢は、沖縄県民を愚弄するものだ。

 米国での翁長知事や稲嶺市長の発言に力を与えるのは、沖縄の現場でどれだけの取り組みがなされているかによる。沖縄県民は米軍や米兵、基地にそれほど反発していない。抗議行動はおとなしく、参加者も少ない。そういう報告がなされれば、米国政府や議会も高をくくる。どれだけ気持ちがあっても、行動で示さなければ相手には伝わらない。

 うちなんちゅー、うしぇーてぃやないびらんどー。その意思を米兵たちに突きつけなければ、彼らは居心地のいい島に居座り続ける。米軍やへーくなーどぅなーたーシマんかいけーれー!とゲート前で声を上げましょう。

 


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