Quantcast
Channel: 海鳴りの島から
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2937

秋晴れの下でカヌーを漕ぐ

$
0
0

 17日は気持ちのいい秋晴れの下でカヌーを漕いだ。台風でフロートのあらかたが無くなり、平島に向かうときも最短距離で行ける。途中、一部残ったフロート利用して実践的な練習をした。海上保安庁の姿もなく、フロートの周辺で自由に練習できるので、時間を取ってせっかくの機会を生かした。カヌーの操作は風と波の強さに左右される。向かい風が強く、けっこう疲れた。

 辺野古の浜から金網フェンス越しに見える所は、昨日までに打ち上げられたフロートが片づけられている。米軍の水陸両用車の訓練が行われる場所であり、県民の目も気になるのだろう。海上の岩に巻き付いていたフロートも取り除かれていた。

 しかし、少し先に行くと、海岸線にはフロートが打ち上げられたままになっている。17日は午前中、辺野古崎南側では片づけ作業を行っている様子は見られなかった。大浦湾の側を先に片づけているのかもしれないが、今日は平島まで行って戻ったので未確認。完全に片づけるには、まだ数日はかかりそうだ。

 当初は瀬嵩の浜まで漕ぐ予定だったが、フロートを使用した練習に時間を取り、疲れたメンバーもいたので、平島で休憩をとって戻ることになった。一部のメンバーは平島と長島の間を抜け大浦湾に出て、航路標識をまわって長島の間を抜けてから全体に合流した。大浦湾での抗議行動にいつでも対応できるように、怠りなく準備をしている。帰りもフロートを利用して練習を行い、辺野古の浜に戻った。

 普天間基地の5年以内の運用停止を打ち出した、安倍政権と仲井真知事の県民だましが、米国側から批判されている。辺野古の新基地が完成する以前に運用停止するということは、普天間基地の機能を県外に移転するということだ。いったいどこに移転するというのか。そもそも移転が可能なら、辺野古に新基地を造る必要などないではないか。そういう疑問に仲井真知事はどう答えるのか。

 選挙に勝つために県民の目を欺く。仲井真知事にとって、嘘も方便は4年前の「県外移設」という公約と同じか。腰痛を理由に東京の病院に入院し、政府と秘密裏に交渉するという猿芝居もあった。あの腰痛はどうなったのだろうか。平然と県民を欺くこういう人物に、これ以上好き勝手をさせてはいけない。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2937

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>