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Channel: 海鳴りの島から
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埋め立てに反対の意思を示すために、みんなで辺野古の海を歩きましょう!

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 5日は前日と同じように、初心者練習をやるチームと大浦湾で練習を行うチームの二手に分かれて活動した。

 午前中、辺野古崎南側のスパッド台船の様子を見ながら、その近くで抗議行動を行った。例によって海上保安庁の船やボートが出てきて警告をくり返す。まるで埋め立て業者の下請けにでもなったかのようだ。沖縄の海を破壊し、県民を苦しめるために、全国各地から海保の職員が集められている。敗戦から69年も沖縄に米軍基地を押しつけ、さらに新たな基地を建設しようとしていることに手を貸し、海保の職員は胸に痛みを覚えないのだろうか。

 抗議行動のあと、大浦湾に出て練習をしようとしたのだが、波が荒くて危険だ、午後は天候が崩れる、ということで、辺野古の浜に戻るようにとの指示があった。昼食後、多少風や波があっても、これくらいで海に出ないと大型スパッド台船への抗議はできない、ということで、再び大浦湾に出た。前日に比べると波が高く、さすがにリーフの外は漕ぐのも力がいったが、楽な場所で漕いでいるだけでは上達しない。

 カヌーだと目線が海面に近いうえ、漕ぎ方を誤ると転覆するので、少し大きな波が寄せてきても、船に乗っているのとは緊張感が違う。しかし、レジャーではなく、あくまでも新基地建設に対する抗議、阻止のためにカヌーに乗っているので、意地でもそれなりの技術を身につけなければならない。長島の外側を波に逆らって漕ぎ、平島との間を抜けてリーフ内に戻り、練習を終えた。

 9月9日(火)は旧暦の8月16日で大潮にあたる。辺野古の海は遠浅なので、浜から辺野古崎南側のスパッド台船の近くまで歩いていける。それで、みんなで海を歩いてスパッド台船の近くまで行こう!という企画が呼びかけられている。希望者は濡れてもいい格好で、午前11時に辺野古の浜に集まってほしいとのこと。前代未聞の取り組みになると思うので、ぜひ友人知人に声をかけ合って、多くの人に参加してほしい。辺野古・大浦の海を守るために行動しましょう!

 


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