20日(水)はカヌー5艇、抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。
カヌーチームは午前7時55分頃、松田ぬ浜を出発した。
K3護岸とK4護岸の角付近まで漕ぎ、平和丸に乗り込んで大浦湾に向かった。
20日は朝、ガット船3隻(第八高砂丸、國喜18、進朋)が大浦湾に入った。
ガット船は現在、名護市安和の琉球セメント桟橋で土砂を積み込み、大浦湾まで運んでいる。本部港塩川地区での積み込みは行われていない。
県内メディアの報道によれば、今日から宮城島の鉱山の土砂を中城湾港で積み込んでいる。中城から辺野古までは同じ東海岸で距離も近い。
カヌーチームは航路で抗議行動をくり返していくが、辺野古新基地建設に反対する陸での抗議は中部にも広がっていく。
今ある米軍基地の負担だけでなく、新基地建設に反対する沖縄人の負担がさらに増していくのだ。
沖縄に米軍基地の負担を押しつけて、自分たちは何の負担もなく暮らしているヤマトゥンチューたちは恥を知るべきだ。
日米安保条約がなければ日本の平和は保てない、と言いながら、米軍基地の負担を負うことはない。それを当たり前のこととして関心すら持たない。
こんな卑劣な日本=ヤマトゥのために、沖縄人は二度と戦争の犠牲になってはいけない。
K9護岸の近く、フロートの外側にある大型サンゴの移植作業が行われた。
海保のゴムボートがあらかじめ警戒線を敷いていて、近づいたということでカヌー1艇が拘束された。
よほど海中での作業の様子を見せたくなかったのだろう。この付近はクレーン付台船が入って来られない海域だが、大型サンゴを割ってタグボートで運ぼうとしていたのか。そういう疑いすら湧いた。
A護岸建設現場では、クレーンで試験用の杭を上下させて試掘を行っているようだった。
そばのバージ船には鋼管杭が6本載っていて、これまで22本が海に打ち込まれている。
カヌー3艇がフロートを越え、A護岸の建設に抗議して拘束された。
K8護岸では午前9時半頃、2隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
午前11時頃、ガット船から土砂を積み替えたランプウェイ台船が、K8護岸に着岸しようとしていた。
午前9時半頃、軟弱地盤で問題となっているB27付近に停泊しているクレーン付台船の、ボーリング調査を行う枠の所に作業員2人が確認できた。
ボーリング用の杭は入っておらず、午前中、ボーリング調査は行われていない。
K6護岸では消波ブロックの設置作業が行われていた。