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Channel: 海鳴りの島から
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辺野古新工事用ゲート前で資材搬入に抗議

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 18日(月)は午前11時53分頃、名護市辺野古の新工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。

 30人ほどの市民がゲート前に集まり、座り込みやプラカードを掲げて新基地建設に反対した。

 11月の後半に入ったが、沖縄はまだ半袖で過ごせる。先々週から雨の日が多かったが、今日は青空も見えた。

 海の方は風が強く荒れていたので、この日の海上行動は中止となった。

 生コンのミキサー車やN2護岸建設に使うと思われる石材、埋め立て用土砂などを積んだ工事車両が断続的に入っていった。

 大浦湾の埋め立てに使用する土砂が、海からはガット船によって、陸からはダンプトラックによって連日運び込まれている。

 あと十数年かけて辺野古新基地が完成しても、滑走路が短くて輸送機が使用できないので、すぐに普天間基地が返還されるわけではない。那覇空港の滑走路を米軍や国連軍が使用できるようにしなければ、普天間基地は返還されないのだ。

 米軍からすれば、辺野古新基地建設が続いている間は、普天間基地を使い続けることができる。軟弱地盤の難工事などで新基地建設が遅れれば、米軍にとってはむしろ都合がいいだろう。

 沖縄の基地利権に群がる者たちにとっても、工事が長引いて予算が膨らむのは好都合だ。こうやって税金が浪費され、沖縄の基地負担は何も「軽減」されないまま、腐りきった政治の結果として、いつか大事故が発生する。

 与那国島で陸上自衛隊のオスプレイが事故を起こしたが、機体の横揺れの映像を見れば、あわや大惨事になるところだった。乗っていた自衛隊員たちはビビっただろうが、与那国町長や石垣市長も乗っていて、オスプレイの「安全性」を体験すればよかったのに、と思った。

 午後12時19分頃、新工事用ゲート付近から大浦湾を見ると、ガット船・marumasa10号がランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。

 この日は朝、ガット船が3隻(marumasa10号、栄雄丸、第百三十六伊勢丸)が大浦湾に入り、土砂の積み替えを行っている。

 K8護岸にはランプウェイ台船が2隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 午後1時31分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 新工事用ゲートから入ってきたダンプトラックと、K8護岸で陸揚げされた土砂を運んできたダンプトラックが、仮置き用の土砂を下ろし、ショベルカーが積み上げていた。

 並行してK5・K6・K7護岸で囲われた辺野古崎の岩場付近にも土砂が投入されていただろう。

 午後2時5分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 A護岸建設現場では台船のクレーンが上がっていたが、この時間帯には鋼管杭を打ち込む作業は行われていなかった。

 K8護岸ではランプウェイ台船2隻による土砂陸揚げが続いていて、新たに1隻が着岸しようとしているところだった。

 海上ヤードの建設場所にはクレーン付台船が停泊していたが、こちらもボーリング調査は行われていなかった。

 この日は海峡が悪いせいか、サンゴ移植の船も見られず、海人の警戒船も出ていなかった。

 N1護岸ではクレーン車がもっこを吊り下げていて、石材の投下が行われていた。

 森の坂道を歩いていて足元を見ると、種から生えたばかりの木の葉が不思議な色をしていた。

 発芽直後に葉がこういう色になる樹木があるのか。みじらしいむんえいびーさー。

 


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