12日は午前中、カヌー8艇と抗議船2隻(平和丸、ぶるーの船)で海上行動を行った。
午前7時59分頃、カヌー7艇で松田ぬ浜を出発した。7艇でK3護岸付近まで漕いだあと、平和丸に乗り込んで大浦湾に出た。もう1艇のカヌーは遅れて合流した。
この日は朝、ガット船3隻(第百三十六伊勢丸、栄雄丸、かいおう丸)が埋め立て用土砂を積んで大浦湾に入った。
カヌーチームはいつものように航路付近で待ち構え、入ってくるガット船に対し抗議した。
ガット船のあとから鋼管矢板を打ち込むクレーン付スパッド台船と、鋼管や汚濁防止膜を積んだバージ船も大浦湾に入り、K9護岸側に停泊した。午前中は移動だけで、作業は行っていない。
航路で海保に拘束され、松田ぬ浜の近くで解放されたあと、再び大浦湾に行きサンゴの移植作業に抗議した。
この間、海水温が高くサンゴの白化が見られたため、沖縄防衛局は8月26日までに移植作業を中断したと発表した。
以来、2か月以上中断していた移植作業が、今日から本格的に再開されたので、カヌー8艇で抗議行動を展開した。
カヌーが近づいたことでダイバーが海から上がり、1時間近く作業が止まった。
その後、海保が海に飛び込んでカヌーを拘束し、瀬嵩の浜まで運んで解放した。
移植作業を行ってるダイバーや作業員の中にはヤマトゥンチューも多い。
沖縄や海が好きで移住してきたのだろうが、自分の金儲けのためにサンゴを破壊し、沖縄人に米軍基地を押しつけて平然としている。
中には船の上でにやにや笑っている者もいる。腐りナイチャーとしか言いようがない。
3隻のガット船はランプウェイ台船に土砂を移し、午後12時27分頃にはK8護岸に接岸している台船もあった。
午後から土砂の陸揚げが行われたと思うが、午前中は工事用ゲートから入ったダンプトラックが、辺野古側埋め立て工区に仮置き用の土砂を下ろしていた。
軟弱地盤が問題となっているB27の海域には、クレーン付台船が2隻停泊していた。ボーリング作業は行われていないようだった。
所要のため私は午前中で引き上げたが、カヌー5艇と抗議船2隻で午後も海上行動が取り組まれている。