写真は10月23日午後1時26分頃に撮影した辺野古側埋め立て工区の様子だ。
新工事用ゲートから入ったダンプトラックが、仮置き用の土砂をK3護岸の近くに下ろしていた。
K3護岸近くの土砂は色が灰色に見え、他の場所の赤土(国頭マージ)とは違う。沖縄島中南部の土(ジャーガル、島尻マージ)の可能性はないかと気になったが、島尻マージは本部半島でも出るので、そちらなのだろう。
ただ、運ばれてくる土砂の特色については注意して見ておきたい。
午後1時53分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。
台風20号の影響で23日は沖縄島周辺の波が高く、大浦湾で海上作業は行われていなかった。
この日はガット船が入っていないので、土砂の陸揚げも行われていない。湾内のランプウェイ台船はどれも空だった。
A護岸の建設が始まり、K9護岸は現在、土砂陸揚げに使用されていない。先端部に設置されていたスパッド台船はK8護岸に移動している。
A護岸建設現場では、鋼管矢板が20本打ち込まれている。
N1護岸の建設現場では、被覆ブロックの設置作業が行われていた。