7月に入った。1日(月)はカヌー6艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。
現在、月曜日は午後から海上行動を行っていて、カヌーチームは午後1時半頃、松田ぬ浜を出発した。
途中で平和丸に乗り込み、長島の間を抜けて大浦湾に出た。
カヌチャリゾート沖では大浦湾側の埋め立てに向け、サンゴの移植作業が行われている。
それに対しカヌーで阻止・抗議行動を行った。
移植作業は6班態勢で行われており、カヌーで二手に分かれ近づくとダイバーが海から上がり、いくつかの班は引き揚げていった。
残った班の近くでカヌーを漕ぎ、阻止・抗議行動を継続した。
フロート内で移植作業を行っていた班は、一人は潜水作業を続けていたようだが、残りの数名のダイバーは船に上がって待機していた。
1時間半ほど膠着状態が続き、沖縄防衛局の要請を受けたらしく、海保がフロートの外に出てきて警告を出し始めたので、カヌー2艇がフロート内に入って阻止・抗議行動を行った。
先週の土曜日にはフロートの外にいたにもかかわらず、カヌーチームが拘束されたという。
それはカヌーがいることで作業が進められないことの証でもある。
工事を止めるために暑いなか海に出ているのだから、拘束されるくらいの活動をしないといけない。
直射日光にさらされ続けるので、カヌーに乗る時は熱中症対策が重要となる。
沖縄は本格的な夏に入っている。見学・抗議のため抗議船に乗る人も、熱中症には十分注意してほしい。
海上行動を終えたあと、午後5時58分頃に瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
新聞報道によれば午後1時頃に、海底に砂杭を打ち込む試験を行うクレーン船が大浦湾に入っている。クレーンには堀田建設(株)の社名が記されている。
午後5時頃には鋼管杭を載せたバージ船が、タグボートに曳航され大浦湾に入るとクレーン船に横付けされた。
2日以降、大浦湾ではクレーン船の設置作業など試験に向けた準備作業が進められるだろう。
これから、試験に対する阻止・抗議行動も取り組まれる。
ぜひ多くの人にカヌーや抗議船に乗り、海の現場で阻止・抗議行動に参加してほしい。