16日(金)はカヌー5艇と抗議船1隻(平和丸)で、海上から辺野古新基地建設に抗議した。他に3艇がカヌー練習を行った。
今朝はガット船6隻(第十八藤進、進朋、第百三十六伊勢丸、marumasa5号、marumasa7号、聖嘉)が大浦湾に入り、ランプウェイ台船に土砂の積み替えを行った。
第百三十六伊勢丸は石材を運んできて、第八十八ひなた号に積み替えている。
6隻のガット船で運ばれてくる土砂や石材は、10トンダンプカーで千数百台分になるだろう。これだけのダンプカーが工事用ゲートから入るのを想像してみるといい。
海保が規制するなか、海上でガット船を止めることはできないが、安和の琉球セメント桟橋や本部港塩川地区で、土砂や石材の積み込みを減らすことはできる。
積み込んだ分しか大浦湾に運べないのだから、ぜひ安和や塩川で行われている牛歩による抗議行動に参加してほしい。
この日は朝からK8護岸やN2護岸で土砂の陸揚げが行われていた。
現在陸揚げされているのは、大浦湾の埋め立てに使用する土砂の仮置きである。
辺野古側海域に続き、大浦湾の生物を生き埋めにする準備が進められているのだ。
K5護岸の建設現場では、捨て石の投下が行われていた。
浅い岩場なので進行が早く、護岸は40数メートルほど伸びているようだ。
二重に張られている大型フロートの間に隙間を作り、カヌーを入れにくいようにしている。
大型フロートを二重にしたら、またがっても安定しカヌーを入れやすくなったので、沖縄防衛局がさらに浅知恵を出して、少しでも難しくしようとしたらしい。
それでもみんなカヌーをフロート上に引き上げて、中に入って捨て石投下に抗議した。
午後12時49分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
ダンプカーから降ろされた小さな土砂の山が連なっていて、新たな場所で仮置きの山が造られようとしていた。
K4護岸沿いの低くなった場所でも土砂が投入されていた。
午後1時29分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸とK8護岸にランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
N2護岸のランプウェイ台船は陸揚げを終えていた。
ガット船からランプウェイ台船への土砂の積み替えが続けられていて、終わった台船1隻がK9護岸に向かおうとしていた。
海上ヤードの建設現場では、第八十八ひなた号が石材の投下を行っていた。
ある程度の量を投下すると、ショベルカーの動きを止めてしばらく間をおいている。何か理由があるのだろう。