2月に入った。1日(水)は午後12時頃にキャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
今日は好天に恵まれた。プロ野球のキャンプが始まり、名護市も西海岸は日本ハムファイターズのキャンプに大勢の観光客が訪れ、賑わっただろう。
それに対し、東海岸の辺野古では今日も新基地建設が強行されている。2回目のゲート前抗議は40人ほどの市民が参加し、座り込みやデモ行進で新基地反対を訴えた。
隣の宜野座村では阪神タイガースのキャンプが行われているが、観光の島・沖縄は基地の島・オキナワでもあり続けている。それは日本人(ヤマトゥンチュー)の多数意思が強制しているものであり、沖縄人(ウチナンチュー)が望んだものではない。
新型コロナ下でも抗議行動を続けねばならないこの光景は、日本人の醜い多数意思が強いているものなのだ。
砂利や砂を積んだ車両も数台あったが、大半は残土を搬出する空のダンプカーだった。
ゲート前からどかされた後も、歩道でプラカードを掲げ、抗議が続けられた。
工事車両の列を見つめている女性の握りしめているこぶしが、怒りで震えているようだった。
午前11時38分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K8護岸ではランプウェイ台船・屋部7号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
土砂は見える範囲で②工区の3か所に投入されていたが、最近は黒いフレコンバッグの列付近でも投入されている。
黒いフレコンバッグ付近の溝では、生コンの打設が行われていた。
その近くを通っている生コンのミキサー車は、辺野古崎の方に向かっていた。
午後1時17分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸では2隻のランプウェイ台船が土砂の陸揚げを行っていたが、1隻は作業を終えて離岸するところだった。
N2護岸では1隻のランプウェイ台船(明神3号)が土砂の陸揚げを行っていて、もう1隻が着岸しようとしていた。
K8護岸は屋部7号がすでに離岸していたが、次のランプウェイ台船の準備ができておらず、陸揚げ作業は行われていなかった。
ガット船は1隻(marumasa5号)が大浦湾から出たばかりで、2隻(進朋、聖嘉)が残ってランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。
辺野古崎の作業ヤードを生コンのミキサー車が移動しているのが見えた。何に生コンを使っていたかは確認できなかった。