4日は2月の第一土曜日で、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で県民大行動が開かれたので参加した。
共同代表の稲嶺進氏のあいさつの後、国会議員や県議会、市町村議会議員、各地の島ぐるみ代表のあいさつが続いた。
今回は沖縄の基地の状況を見に来た韓国の市民団体も参加していて、連帯と激励のあいさつがあった。
キャンプ・シュワブのゲート前では、琉球独立の運動を行っている皆さんが、基地を出入りする米兵に抗議していた。
「台湾有事」を口実とした琉球弧への自衛隊配備が急速に進み、敵基地攻撃能力を持つミサイルの配備が行われようとしている。前回の県民大行動に続き、そのことへの強い危機感が発言者から繰り返された。
沖縄が戦場となり、住民から死傷者が出ても意に介さない連中がいるのだ。兵器を売って儲ける連中にとって、戦争は好ましいことであり、住民の犠牲などしょせん他人事でしかない。
日米安保条約があるからいざとなれば米軍が守ってくれる。それこそ平和ボケ丸出しの幻想でしかない。
県民大行動に参加したあと、新基地問題を考える辺野古有志の会とティダの会のビラ配りを久辺三区で行った。
合間に午後1時14分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K8護岸にはランプウェイ台船・屋部7号が接岸していたが、土砂の陸揚げはほぼ終わったようだった。
K9・N2護岸から運ばれてきた土砂が、見える範囲で②工区の4か所に投入されていた。
ガット船3隻が大浦湾を出て、塩川沖に戻っていった。
14時50分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9・N2護岸ではランプウェイ台船が2隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
K8護岸では土砂を積んだランプウェイ台船が着岸したばかりだった。
ガット船は4隻(marumasa6号、進朋、清明、聖嶺)が停泊し、marumasa6号がランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。
ほかの3隻はすでに空になっていた。