上の写真は1月16日(月)午後1時55分頃に撮影したもので、美謝川切り替え工事の様子である。
キャンプ・シュワブの第2ゲートの向かい側(山側)の様子で、以前は国道329号線のガードレール付近から中の様子が撮影できたが、ガードレールを撤去して車道ぎりぎりまでフェンスが設置され、ごく一部しか撮影できないようになっていた。
上の3枚の写真は、国道329号線をはさんでゲート側の工事現場の様子。
美謝川は辺野古ダムの吐水口を出た流れがキャンプ・シュワブ内を通り、大浦湾に注いでいる。大浦湾側の埋め立てを行うには、河口の切り替えが必要となる。
美謝川の管理は名護市が行っている。辺野古新基地建設に反対する稲嶺進氏が市長時代には、市の権限で工事を止めていた。
しかし、2018年2月の市長選挙で稲嶺氏が落選し、日本政府の支援を受けて当選した渡具知新市長のもと、沖縄防衛局は美謝川切り替え工事に着手した。現在は上の写真のような状態まで工事が進行している。
辺野古新基地建設に反対する取り組みは、工事用ゲートでの座り込みと並行して美謝川切り替え、弾薬庫新ゲート建設に対する抗議行動も行われている。
同時に海上ではカヌーや船による抗議行動が行われ、安和の琉球セメント桟橋と本部港塩川地区では土砂積み込みに対する抗議行動も取り組まれている。
私も最近はなかなか現場に行けていないが、短い時間でもいいから抗議行動に参加したいと思っている。
沖縄を「政治的無人島」にしてはいけない。辺野古新基地建設反対はもとより、沖縄の米軍基地・自衛隊基地の強化に反対する意思を行動で示したい。