25日(火)は午後12時前にキャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
沖縄もしだいに日差しが和らぎ、しのぎやすくなっている。市民33人が参加し、ゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて資材を運ぶ工事車両に抗議した。
基地内に入る車両は空のダンプカーが多いが、砂利や砂も数台ずつ入った。
基地内では埋め立て工事以外にも工事が行われている。そこで出た残土の搬出するために空のダンプカーが入っている。
国道から見える範囲でも、2014年夏に新基地建設が始まった頃とはキャンプ・シュワブ内の景観が大きく変わった。古い施設が壊され、新しい施設が次々と建設されている。
普天間基地の「移設」を口実に、キャンプ・シュワブや辺野古弾薬庫の施設も大幅に作り替えられている。そうして沖縄基地の恒久化が進められているのだ。
沖縄の住民は誰も好き好んで抗議行動にきているのではない。日常生活を脅かして目の前に米軍基地が存在し、やりたい放題の訓練が行われ、事件や事故が絶えないから、抗議せざるを得ないのだ。
沖縄に米軍基地を押しつけておきながら、沖縄の住民が新基地建設に反対運動をとりくむとケチつけする。こういう日本人(ヤマトゥンチュー)は恥というものがないのだろうか。
午前11時32分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K9・N2護岸から運ばれてきた土砂が、②区域のK2護岸そばなど2か所に投入されていた。
午後1時8分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。
K9・N2護岸ともに土砂の陸揚げが行われていた。
沖縄島周辺の波が高いので、今日は土砂を運ぶガット船が大浦湾に入っていない。それでも、前日までに運ばれてきた土砂を使い、土砂の陸揚げ・投入が行われていた。
K8護岸では根固め袋材を海中に設置する作業が行われていた。