26日(火)は安和の琉球セメント桟橋に行き、カヌー5艇とゴムボート1隻(やいま)でガット船・第八丸喜丸への土砂積み込みに抗議した。
この日は土砂の積み込みが遅く、時間がかかりそうだということで、海上行動メンバーはまず、桟橋の入り口に行って土砂の搬入に抗議した。
琉球セメント桟橋の構内には土砂の仮置きが無くなっていて、外から土砂を運んできたダンプカーが、直接ベルトコンベヤーに土砂を下ろしていた。
そのため、入り口で抗議してダンプカーが入るのを遅らせると、ガット船への積み込みに直接影響が出る。抗議する市民も多いのでダンプカーが入り口前で立ち往生し、土砂搬入・積み込みをかなり遅らせていた。
出口でもダンプカーが戻るのを遅らせるために、牛歩による抗議が粘り強く続けられた。
本部町の沖縄美ら海水族館に向かうレンタカーが多く、ダンプカーの出入りに影響を与えていた。
午前11時頃、ガット船と桟橋の様子を見るため、カヌーに乗って海に出た。
本来ならベルトコンベヤーから絶え間なく土砂が落ち、午前中には積み込みを終えて出港するはずだった。
しかし、この日は入り口の抗議で土砂を積んだダンプカーが思うように入れず、ベルトコンベヤーの土砂も頻繁に途切れた。
そのため、お昼前になってもまだ半分ほどしか積めていなかった。
カヌーによるガット船への抗議はできなかったが、それも入口と出口での抗議の成果であることを確認し、午後12時過ぎに行動を終えて辺野古に戻った。
新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、現在は午前中をめどに海上行動を行っている。
午後2時15分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。雨で視界が悪く、工事の様子がつかめなかったので、瀬嵩の海岸に移動した。
午後2時31分頃、雨の合間を縫って大浦湾の様子を見ると、K9・N2護岸ともにランプウェイ台船が2隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
この日は朝、ガット船が5隻(第八そうほう丸、第八高砂丸、marumasa5号、第十八藤進、栄雄丸)大浦湾に入っている。すでにランプウェイ台船への土砂積み替えを終え、大浦湾から出たようで船影はなかった。
K8護岸では、護岸の先端付近にアンカーを移動する筏が確認できた。昨日に続き汚濁防止膜の移動作業を行っていたようだ。