30日(土)は午前7時半ごろ本部港塩川地区に行き、辺野古の海を埋め立てる土砂の積み込みに抗議した。
岸壁にはガット船1隻(第八そうほう丸)とランプウェイ台船2隻(呉屋5号と7号)が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。
塩川に行く途中、安和の琉球セメント桟橋の様子を見ると、こちらでも第八高砂丸に土砂を積み込んでいた。大浦湾には朝、ガット船3隻(第八丸喜丸、進朋、聖嶺)が入っていて、土曜日にもかかわらず新基地建設に向けた埋め立て工事が強行されている。
第八そうほう丸が土砂を積み終えて離岸した後、2隻目に第三十八ひなた丸が接岸し、土砂の積み込みを始めた。そのさなかに雨が降り出し、雨脚がかなり強くなった。
港内には土砂の粉塵がたまっているが、それが雨で流れて桟橋や側溝から海に落ち、ガット船の周りや桟橋周辺が白濁した。
本部港塩川地区は海底が見えるほど澄んで、サンゴ礁の周りに魚が集まっている。釣り人も多く、抗議しながら見ていると、よく釣れている。
その海に濁水が垂れ流しで、沖縄防衛局員は何の対策も取ろうとしない。沖縄県はこういう状況を許すのだろうか。
辺野古の海を破壊し、本部の海を汚染する。これが日本政府・防衛省・沖縄防衛局がやっていることだ。
ずぶ濡れになったので午前中で切り上げたが、積み込みや抗議行動は午後も続いた。
新型コロナウイルの感染が拡大し、厳しい状況だが、塩川では人と距離を置いて行動できるし、屋外ではエアロゾルも拡散する。ぜひ多くの人に塩川の行動に参加してほしい。