12日(火)はカヌー7艇と抗議船1隻(平和丸)で海上抗議行動を行った。
K4護岸沿いに漕いで辺野古崎を過ぎ、長島の間を抜けて大浦湾に出ると、入ってくるガット船5隻(進朋、寿鷲丸、第百三十六伊勢丸、美鍛丸、marumasa6号)に抗議した。
その後は午前中2回、K8護岸の延伸工事に反対し、オイルフェンスの中に入って砕石が投入される護岸の先端部に向かい、海保に拘束されたあとはプラカードを掲げて抗議した。
大浦湾の航路近くや辺野古側のK4護岸近くで、ウミガメの姿を3回見た。いずれも甲羅の長さが50~70センチくらいの若いカメだが、別々の個体ではないかと思う。もともとウミガメの多い海域なのだ。
本来なら5月から7月はウミガメが産卵に訪れる時季だ。新基地建設が始まったばかりの頃は、辺野古崎から松田ぬ浜にかけてキャンプ・シュワブ内の浜辺でウミガメの産卵が見られた。
しかし、辺野古側の海域が護岸で囲まれ、埋め立て工事が強行されたことによって、ウミガメが産卵する砂浜や餌をとる藻場が場所が破壊された。人間だけではない。新基地建設工事を止めない限り、生きる場所が奪われ、軍事基地に脅かされる状態が続くのだ。
カヌーを片付けたあとテント2周辺の草刈りを行い、午後1時37分頃に豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
土砂の投入=嵩上げ工事が今日も行われていた。
午後1時58分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。
K9護岸、N2護岸ともにランプウェイ台船が2隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
12日は午後5時から、名護十字路で海上行動メンバーによる街宣活動も行われた。