9日(土)は午後2時半から名護十字路で、海上行動チームによる街宣活動が行われたので参加した。
参議院選挙の投票日が明日にせまった。辺野古新基地建設反対を公約に掲げ、国会で取り組んできたイハ洋一さんを再度、参議院に送り出すために投票を呼びかけた。
軟弱地盤の問題をかかえ、完成の目途もないまま莫大な予算と時間を浪費する辺野古新基地建設は、長期間にわたって米軍が普天間基地を使い続ける結果をもたらすだけだ。
名護市民投票の結果を当時の比嘉鉄也市長が守り、そのあと沖縄県民が一丸となって普天間基地撤去の運動を進めていれば、この問題はとうに解決していただろう。宜野湾市は跡地利用で発展し、名護市民は新基地問題に振り回されることもなかった。
普天間基地の「県内移設」というたらい回しがもたらしたのは、名護市民、沖縄県民の分断と対立である。それを高みから眺めて笑っているのが自公政権であり、沖縄の基地利権に群がる政治家、ゼネコンなどだ。
いい加減、基地問題が沖縄で選挙の争点となること自体を終わらせなければいけない。あとの世代まで、日米両政府から押しつけられた問題で苦しませてはいけない。