上の2枚の写真は12月20日に撮影したものだ。キャンプ・シュワブの高台で進められている建設工事を別角度から撮ったもので、周辺の兵舎などと同じ高さまで鉄骨が組まれている。
ゲート前の座り込み抗議行動に参加すると、空のトラックが数多く入り、赤土の残土を運び出すのを目にできる。この建設現場の基礎工事で出た残土もかなり含まれていたはずだ。
辺野古新基地建設は海上の工事だけでなく、陸上でも進められている。辺野古崎付近にあった古い兵舎などが壊され、新しい兵舎や娯楽施設が建てられている。施設の建て替えが進み、日本政府から至れり尽くせりの厚遇を受けた米軍が、沖縄にいつまでも居座ろうとするのは当たり前だ。
その挙句、米軍は増長して日本政府をなめ切っている。キャンプ・ハンセンで新型コロナウイルスのクラスターを発生させながら、オミクロン株かどうかの検査を行おうとしない。
すでにキャンプ・ハンセンから市中に感染が広がっているかもしれないのに、日本政府は何をしているのか。
水際作戦が聞いてあきれる。外国人の入国禁止と言いながら、米軍は日本の検疫も受けずにどんどん入国している。
キャンプ・ハンセンのクラスターは21日時点で207人に達している。岸田政権はどう対処するのか。