11月も最終日となった。30日(火)は前日に続き悪天候のため海上行動は中止となった。
午前7時58分頃、辺野古漁港の様子を見た。
汚濁防止膜は閉めきられ、海人やサンゴの移植作業を行うダイバーの姿はなかった。海が荒れて海上作業は不可能だった。
午前8時55分頃、キャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
この日は安和・塩川の土砂積み込みも中止になったとのことで、うるま市の島組会議の皆さんも辺野古の方に参加した。
市民につかみかかり、強制排除する機動隊に抗議の声が上がった。
1回目は30台ほどの工事車両が入ったが、大半は空のトラックだった。
ほかにプレハブ事務所の資材やショベルカーなどが入った。
以前は数回に分かれて工事車両がやってきたが、現在は台数が少ないので1回で終わっている。
規制が解除されたあとはゲート前でデモ行進し、シュプレヒコールをして1回目の抗議を終えた。
午前8時半頃と10時半頃の2回、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
前日と同じく、埋め立て工事をはじめ工事は行われていなかった。
午前10時55分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
強風で海が荒れているため、K9・K8護岸ともにランプウェイ台船は接岸しておらず、土砂の陸揚げ作業は行われていなかった。
ガット船は前日と同じく、第三十八ひなた丸、第八高砂丸、第八丸喜丸が停泊していた。
金武湾のガット船5隻も前日に続き待機を続けている。
海保のゴムボートも浮き桟橋から陸上に上げられていた。
汀間側のフロート沿いに設置されたブイにロープをもやい、ジュゴンの鳴き声を観察・記録する船が出ていた。
海上作業はなかったが、K9護岸の奥ではショベルカーが動き、美謝川の切り替え工事は行われていた。
前日は海岸から見たので確認できなかったが、同じく陸上での工事は行われていたのだろう。
森が切り開かれて崖の下に土留めの板壁が造られ、奥にはプレハブの事務所が一部見える。電柱が立てられて照明灯も設置されている。
K9護岸からまっすぐ伸びた奥も切り開かれ、道が造られているようだ。