12月に入った。2日(木)は午後12時前にキャンプ・シュワブゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。
新型コロナウイルスの感染が収まっているので、県内外から80人余の市民が集まり、歌声が流れてにぎわっていた。
機動隊に強制排除されるまで粘る市民も多かった。久しぶりの参加で、気持ちが入った人もいただろう。
新型コロナウイルスの新たな変異株が問題となっている。感染者数の推移を見ながらの行動となるが、予防対策は各自でしっかりと行いたい。
それにしてもだ、首相が岸田に替わろうと沖縄への米軍基地押しつけは何も変わらない。ウチナンチューの機動隊員よ、敵はウチナンチュー同士を争わせている日本政府るやんどー。
午前11時34分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
②-1工区の2か所に、ダンプカーが運んできた土砂を下ろし、ブルドーザーが敷きならしていた。
午後2時13分頃、瀬嵩の森や海岸から大浦湾の様子を見た。
K9護岸には2隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
K8護岸ではランプウェイ台船の入れ替えが行われていて、土砂を積んだ台船が着岸するところだった。
昨日12月1日からN2護岸でも土砂の陸揚げが始まっている。
ランプウェイ台船・明神3号がN2護岸に接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
N2護岸の先端部にスパッド台船はなく、根固め用袋材で保護された場所にランプウェイを下ろし、ダンプカーがバックで乗り入れていた。K9護岸でも最初はこの方式で台船が接岸していたので、問題はないのだろう。
K8・K9・N2護岸を同時に使用すれば、計4隻のランプウェイ台船が土砂の陸揚げを行える。
大浦湾側は軟弱地盤が問題となっており、沖縄防衛局が県に提出していた埋め立て承認変更申請を玉城知事は、11月25日に不承認とした。
工事の先行きに見通しが立たないなか、日本政府・沖縄防衛局は辺野古側埋め立て工区の工事を進めることにしゃかりきとなっている。
愚劣と言うしかない。辺野古側は水深4メートルほどの海域だった。大浦湾側は水深20メートル、軟弱地盤が90メートルの地点もある。いったい何年かけて工事をやるつもりか。
工事期間が長引き、予算が膨らめば膨らむほど、喜ぶのはゼネコンとその下請け、政治家、地域ボスなどの利権集団だ。原発村と同じく、辺野古村という利権構造ができ、国の予算を食い物にして肥え太る連中がいる。
この連中を駆逐しなければならない。
カヌチャ沖ではサンゴの移植作業が行われていた。
この時間帯、K9護岸奥の美謝川切り替え工事の現場では、ショベルカーは動いていなかったが、作業員や沖縄防衛局員の姿が確認できた。