18日(月)は午前9時前にキャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
全国的に新型コロナウイルスの感染者が減少している。冬場には第6波が来る可能性が高いのだから、こういう感染が収まっている時期に積極的に抗議行動に参加したい。
もちろん、感染症対策は万全を期してのことだ。ゲート前の座り込み以外に、歩道に立ってプラカードを掲げ、通行する車両に訴えることもできる。
ダンプカーが40台ほど入ったが、砂利を載せた車両が1台あるだけで、ほかは空の車両だった。基地内の工事で発生した残土を搬出するためのものだ。
ほかにショベルカーやクレーン車、プレハブ事務所の材料などを積んだ車両が入っていった。
沖縄戦を生きのびた辺野古のお年寄りが、朝からゲート前の抗議行動に参加している。
戦争体験の継承とは知識を増やすだけではないはずだ。二度と戦争を起こしてはならない、という思いでゲート前に通い続けるお年寄りを孤立させず、多くの人で支えてほしい。
ゲートから入った空のダンプカーは、基地の奥の方から残土(赤土)を積んで出てくると、南に向かっていた。
メインゲートと工事用ゲートの間では、金網沿いにU字溝の設置や法面のブロック積みが行われている。ゲートから入ったショベルカーはその現場に運び込まれていた。
埋め立て工事以外の車両も多いが、辺野古新基地建設に関連して、キャンプ・シュワブ内の施設の立て直しや新設が進められている。すべては沖縄の米軍基地の強化につながるものだ。
訓練施設から娯楽施設まで、至れり尽くせりの環境整備を図ることで、日本政府な沖縄への基地の固定化を進めている。「負担軽減」が嘘八百であることは、沖縄の基地の状況を見ればすぐに分かる。
午前10時7分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K8・K9護岸から運ばれてきた土砂が②工区に投入され、嵩上げ工事が進められていた。
午前10時32分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸では1隻のランプウェイ台船から土砂の陸揚げ中で、もう1隻が着岸しようとしていた。
K8護岸でも土砂の陸揚げが行われていた。
ガット船は5隻(栄雄丸、第八そうほう丸、進朋、美鍛丸、清明)が、ランプウェイ台船やデッキバージに土砂の積み替えを行っていた。
N2護岸ではクレーン車がもっこを吊り下げ、砕石の投入を行っていた。
カヌチャ沖と長島近くでは、サンゴの移植作業を行う船が出ていた。
明日19日に衆議院選挙が公示される。辺野古新基地建設はもとより、沖縄の今後にとっても重要な選挙となる。
安倍・菅政権と続いた9年間で腐りきった政治を変えねばならない。