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Channel: 海鳴りの島から
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大浦湾のガット船が入り、午後から土砂の陸揚げが行われる

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16日(土)は午前11時34分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。朝、ガット船4隻(第八高砂丸、聖嶺、聖嘉、かいおう丸)が大浦湾に入り、ランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。

 デッキバージからも土砂の積み替えが行われていた。

 K9護岸には土砂を積んだランプウェイ台船が着岸しようとしていた。

 K8護岸ではクレーン車を使い、根固め用袋材をトレーラー車に載せていた。高波対策で護岸を保護していた根固め用袋材を片付けていたと思われる。

 N2護岸では周辺に汚濁防止膜が設置され、クレーン車で根固め用袋材を移動していた。こちらも高波対策で護岸を保護していたのを片付けていたようだ。

 カヌチャ沖ではサンゴの移植作業が行われていた。

 午後12時2分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。まだ重機類は片付けられたままで、土砂の投入は行われていなかった。

 ただ、このあと再び瀬嵩の海岸に戻り、午後12時25分頃に見た時には、K9護岸に着岸したランプウェイ台船から土砂の陸揚げが行われていた。K8護岸はまだ準備中のようだった。

 午後から土砂の投入=埋め立て工事が行われている。

 午後17時54分頃、羽地内海のガット船はまだ動いていなかった。

 大浦湾は午後9時頃、ガット船6隻(栄雄丸、清明、美鍛丸、第八そうほう丸、進朋、聖嶺)が停泊している。塩川沖に停泊していた比較的大きなガット船から先に大浦湾に入っている。

 空になって戻るガット船には、本部港塩川地区や琉球セメント安和桟橋で土砂の積み込みが行われる。

 衆議院選挙もお構いなしに新基地建設工事が再開されている。沖縄の民意を踏みにじって強行されている工事の現実を、選挙の中でも広く訴えたい。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、どれだけの人が苦しめられ、生活が困窮しているか。このバカげた工事で予算を浪費している余裕などないはずだ。

 埋め立てに使用する土砂の問題について、沖縄戦戦没者の遺骨が混じっているかどうかが焦点化され過ぎて、現にいま投入されている北部地域の土砂については関心が薄らいでいる。

 衆議院選挙立候補者にまず問うべきは、いま進められている土砂の投入=埋め立て江工事を止める意思があるかどうか、ではないか。


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