19日(火)はカヌー5艇、抗議船3隻(平和丸、不屈、翔也丸)で海上行動を行った。
午前8時27分頃、ガット船1隻(第八そうほう丸)が大浦湾から出ていった。入れ替わりに午前8時48分頃、ガット船4隻(第三十八ひなた丸、第八高砂丸、國喜18、聖嘉)が大浦湾に入った。
航路付近でカヌーに乗ってプラカードを掲げ、入ってくるガット船に抗議した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、抗議行動も制約を受けている。感染の季節性要因を考えれば、秋のこの時期がきちんとした抗議ができる貴重な期間となる。有効に生かしたい。
K8・K9護岸ともに土砂の陸揚げが行われ、海上作業は通常の体制に戻っている。
台風の影響で中断していた工事の遅れをとりもどすために、衆議院選挙などお構いなしに埋め立て工事が行われている。
時間の都合がつく方は、ぜひ海上からも抗議の声を上げてほしい。
N2護岸では青と白のクレーン車が砕石を下ろし、ショベルカーで敷きならす作業が行われていた。
長島とN2護岸の周辺では、潜水作業中を示す黄色いのぼりを立てた船があり、サンゴの採取作業が行われていた。
翔也丸に乗って工事の様子を見に来た市民グループがあった。新型コロナウイルスの感染が下火になっているこの時期に、海上から工事の状況を見てほしい。ここまで工事が進んだのか、と驚くはずだ。
辺野古の海、大浦湾の変わり果てた姿を自分の目で確かめ、工事を止める意思を燃え立たせてほしい。
午前11時頃までK8護岸の様子を見て、カヌー5艇は自走で松田ぬ浜に戻った。K3護岸の角を曲がると浜まで向かい風が強く、良い練習になった。
カヌーの片づけを終えて、午後12時38分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K8・K9護岸から運ばれてきた土砂は、②工区のK3護岸の角近くや②-1工区に投入され、嵩上げ工事が進められていた。
午後1時頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。
K9・K8護岸ともに引き続き土砂の陸揚げが行われていた。
ガット船もデッキバージやランプウェイ台船に土砂を積み替える作業を継続していた。
N2護岸ではダンプカーが運んできた砕石をもっこに下ろし、クレーン車とショベルカーで護岸の天端に敷きならす作業が行われていた。
午前中は長島とN2護岸近くでサンゴの採取作業が行われていたが、午後はカヌチャ沖に移植する作業が行われていた。