17日(月)は午前11時40分頃、キャンプ・シュワブのゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。暑い日差しの下、今日も有志10名ほどで座り込みが続けられている。
沖縄県ではゴールデンウィークで観光客が増え、減りかけていた新型コロナウイルスの感染者が増加に転じている。沖縄県は緊急事態宣言の適用を国に要請する方向で調整しているという。何度同じことをくり返すのだろうか。
菅政権はいまだにオリンピックをやるつもりのようだが、パンデミック下で世界中から人を集め巨大イベントをやったことが、これまでにあったのだろうか。人類史上初めての壮大な人体実験をやるつもりか。狂気の沙汰としか思えない。
大阪では入院率が10パーセントしかなく、医療崩壊をきたしている。ワクチン接種は医療関係者ですら完了していない。今でも空港で水際対策が十分にやれていないのに、オリンピック・パラリンピックで訪れる十数万人の人を管理できるわけがない。
辺野古では米軍基地建設が強行され、さらに中国と対抗するために自衛隊も強化されて、沖縄の軍事要塞化が進められている。何が「平和の祭典」か。利権のために人命を軽視している点で、辺野古新基地建設とオリンピックは似たようなものであり、1日も早く中止すべきだ。
1回目の資材搬入は38台だったとのことだが、2回目は20台ほどだった。砕石や砂、路盤材などのほかにアスファルト舗装用の資材も入った。
荷物に覆いをかけてトレーラー車が出ていったが、形状からしてオイルフェンスかと思えた。
午前10時半頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸に2隻、K8護岸には1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
ガット船は寿鷲丸、鶴美丸、marumasa1号、かいおう丸、國喜18が停泊し、前の3隻がランプウェイ台船やデッキバージに土砂を移す作業を行っていた。
午前10時56分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8・K9護岸から陸揚げされた土砂は、②工区のK3護岸近くと辺野古崎側の工区に投入され、嵩上げ工事が進められていた。
②工区中央部のフレコンバッグが並べられている場所では、砂利をトラックに載せる作業が行われていた。
午前10時57分頃、抗議船とカヌーチームが2回目の抗議行動に向かっていった。