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Channel: 海鳴りの島から
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K9・K8護岸で土砂陸揚げに抗議/辺野古側埋め立て工区への土砂投入が続く

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 5月18日(火)は午前7時5分頃、瀬嵩の海岸から見ると、K9護岸に2隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げ作業を始めていた。K8護岸にはまだ台船は着いていなかった。

 午前7時57分頃、カヌー7艇で松田ぬ浜を出発した。抗議船2隻(平和丸・不屈)とともに大浦湾の航路付近で、土砂を運搬するガット船に抗議した。

 午前8時23分から47分にかけて、ガット船1隻(進朋)が出て、3隻(かいおう丸、栄雄丸、美鍛丸)が入った。ほかにmarumas1号が残っていて、ランプウェイ台船やデッキバージに土砂を移していた。

 ガット船が大浦湾に入り海保の規制が終わると、すぐに抗議船に乗ってK9護岸に移動した。午前7時頃から土砂の陸揚げ作業が始まっていて、ランプウェイ台船の入れ替えも早まっている。午前9時7分頃、K9護岸に着くと1隻のランプウェイ台船の入れ替えが終わるところだった。

 続けて、もう1隻の台船も土砂の陸揚げが終了した。しかし、次の台船の準備ができているにもかかわらず、入れ替えが行われない。フロートのそばで待つこと約1時間半。午前10時37分頃から次の台船が動き始め、K9護岸に近づいてきた午前10時40分頃、台船に向かってカヌーを漕ぎ、土砂陸揚げに抗議した。

 K8護岸に比べればK9護岸の方が、フロートやオイルフェンスからの距離は近い。とは言っても、海保のゴムボートと1対1で対峙している状況では、護岸の前まで行って台船の動きを止めるのは難しい。それは分かりきったことだ。

 止めることはできなくても、誰かが現場に出て、工事に反対!という意思を行動で示す必要がある。そういうことが無くなれば、沖縄は新基地建設を受け入れた、現場で反対するほどの力や熱意はない、と宣伝され、日本政府にいいようにあしらわれるのが落ちだ。

 自分は涼しい場所にいてビールやコーヒーを飲みながら、辺野古についてエラソーなことを書き込む人間にはなりたくない。新型コロナウイルスが広がっていてもやれることはある。それを模索するのが大事だ。

 梅雨の合間で蒸し暑く、熱中症になりやすい。感染症対策ともども、体調に気を付けながら行動しましょう。

 K8護岸で抗議し、海保に拘束されて松田ぬ浜まで運ばれたあと解放され、午後1時20分頃、海上行動を終了した。

 カヌーの片づけを終えて午後2時4分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8・K9護岸から陸揚げされた土砂が、埋め立て工区で幅広く投入されている。青く見える所は団粒化剤が散布されているようだが、場所を区切って土砂を投入しているのだろう。

 このあと瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K8・K9護岸では引き続き土砂の陸揚げが行われ、ガット船は第百三十六伊勢丸が新たに入っていた。


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