22日(木)は朝から雨が降り続いた。午前11時51分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。台風2号の影響で海が時化ており、海上作業は行われていなかった。K8・K9護岸での土砂陸揚げもなく、埋め立て工事は止まっている。
デッキバージやランプウェイ台船は大浦湾にとどまっている。その上をCH53E大型輸送ヘリが旋回し、飛行訓練を行っていた。今でもキャンプ・シュワブや大浦湾周辺の住民は、爆音被害や墜落、部品落下の危険に日々さらされているのだ。
午後12時7分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。埋め立てをはじめ目立った工事はなく、重機類は整然と片付けられていた。
団粒化剤が散布されたばかりで濃い緑の埋め立て地に、所々ブルーシートが張られ、水溜りができていた。
K4護岸の内側に片付けられたオイルフェンスの向こうには、リーフに砕ける白波が伸びていた。
午後5時4分頃、羽地内海の様子を見た。本部港塩川地区で使用されているランプウェイ台船に続き、ガット船4隻(第八そうほう丸、第百三十六伊勢丸、marumasa1号、同3号)が避難していた。