4月15日にK8護岸近くで抗議行動を行っている際、カヌーメンバーの1人に海保のゴムボートが衝突し、負傷させる事故が発生した。19日(月)は午後2時から中城海上保安部に対し、海上行動チームで抗議行動を行った。
面会した海上行動の代表者に対し海保の担当者は当初、カヌーとゴムボートの船首部分が接触した程度との認識を示していたようだ。しかし、抗議船の船長が撮影した映像(海保のゴムボートがカヌーに側面から乗り上げる形で漕ぎ手に衝突しているもの)を見せられ、改めて調査すると発言したとのこと。
辺野古新基地建設の強行は、沖縄の民意を踏みにじるものであり、故翁長雄志知事や玉城デニー現知事もくり返し工事の中止を日本政府に求めてきた。にもかかわらず、新型コロナウイルスの感染拡大をも顧みることなく、工事が進められている。だからこそ、海上やゲート前、安和、塩川で抗議を続けざるを得ないのだ。
海保や機動隊に弾圧態勢を敷かせ、力尽くで工事を強行し続ける菅政権にも強く抗議する。
午後1時4分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。この日はK8・K9護岸からの土砂陸揚げはなく、埋め立て工事は行われていない。
辺野古崎側の工区ではダンプカーで採石を運んできて、ショベルカーで敷いているようだった。
②工区では土砂をダンプカーに積み込み、移動する作業が行われていた。
先週17日(土)から引き続き、団粒化剤を散布する車両が停車していた。
午後4時50分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。ランプウェイ台船はどれも空の状態で停泊していた。今週後半は台風2号の影響で時化るとの予報が出ている。沖縄防衛局は強引に作業を進めようとするかもしれないが、無理な工事の強行は許されない。