7日(木)は朝から雨が降り、海も時化ていて海上行動は中止となったので、キャンプ・シュワブのゲート前に行き、1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
1回目は午前8時50分ごろに工事車両がやってくる。その前には工事用ゲート前に並べた折り畳みの椅子に座り、抗議の集会が始まっている。発言や歌が続いて活気があり、今日は朝1番でも40人余の人が集まっていた。
連日、大量のミキサー車が生コンを運び込む。豊原の高台や瀬嵩の森から見ると、生コンはK4護岸のかさ上げ工事と辺野古崎の作業ヤードで消波ブロックの制作に使用されている。
美謝川切り替えに向けたボーリング調査は、ダム湖の道路に近い地点で行われていた。ゲート前の行動の後、参加者全員がダムの調査地点まで移動し、抗議の声を上げた。
午前10時半過ぎから11時50分頃まで、豊原の高台や瀬嵩の海岸から、辺野古川埋め立て工区と大浦湾の様子を見た。海が時化ているせいか、見ていた時間の範囲ではK8、K9護岸ともに土砂の陸揚げは行われていなかった。埋め立て工区に土砂を運ぶダンプカーの姿もなく、土砂の投入は行われていなかった。
ガット船からランプウェイ台船に土砂を積み替える作業もなく、海上での作業は行われていなかった。土砂を積んだランプウェイ台船は複数あったので、天候を考えて無理をしなかったのだろうか。午後については確認していない。
私は午前中で切り上げたが、冷たい雨の中、辺野古や安和、塩川など各所で抗議行動が続けられている。新型コロナウイルスの感染拡大化で、市民も作業員も危険にさらされている。即刻工事を止めるよう、防衛省や防衛局への抗議を強めたい。
首都圏の感染拡大が止まらない。これまでグーグルの予測を見てきたのだが、最初はこんなにひどくなるのか、と半信半疑だった。それが予測を上回る形で感染が広がっている。来週には1日に4000人を超すという予測が現実になろうとしている。名護市も昨日は11人の感染者が出ている。病床数の少ない沖縄島北部地域にとって、危険度は首都圏と変わらない。
当たり前のことだが、自分と周りの人の命、健康を守ることを最優先し、まずは自分自身が感染しないように努めなければならない。それが前提となって海上やゲート前での行動もある。今週は天候が悪く、海の行動は難しいだろうが、来週以降の状況を見ながら、今できること、やるべきことに力を尽くしたい。