8日(火)は天候が回復したため、久しぶりにカヌーで海に出た。午前8時23分頃、カヌー8艇で松田ぬ浜を出発した。体を慣らしながらK4護岸沿いを辺野古崎まで漕ぎ、抗議船・不屈、平和丸と合流した。
K8護岸では土砂の陸揚げが行われていて、護岸上をダンプカーが行き交っていた。K9護岸でも同じく陸揚げが行われていた。
大浦湾には前日午後に入ったガット船5隻(栄雄丸、第八高砂丸、進朋、聖嘉、聖祐)が停泊し、ランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。
途中、不屈に乗ってK9護岸の様子を見に行こうとしたが、大浦湾は波が高く断念した。
午前9時50分頃、1隻目の台船の土砂陸揚げが終了し、ショベルカーが護岸に上がった。そのあと、2隻目の台船との入れ替えに対し、カヌー8艇で抗議行動を行った。
辺野古崎付近は風が強いが、東風だと長島からK8護岸に向かって追い風となる。2隻目の屋部7号が接近するのに合わせて、カヌーで一斉に漕いで近づき、海保に拘束されたあとはプラカードを掲げて抗議した。
土砂の陸揚げ、②工区への投入と並行して、K4護岸では嵩上げ工事が続けられている。ゲートから入ったミキサー車や資材を積んだトラックが護岸の内側に並び、生コンの打設や型枠の製作が行わていた。
午前中で海上行動を終え、カヌーや船を片づけて昼食をとったあと、道路沿いの草刈り作業やカヌーの修理などを行った。
辺野古の集落上空を米軍のヘリが長時間にわたって飛行し、爆音をまき散らしていた。今でさえこんなにひどいのだから、新基地ができたらどうなるか。県内移設=たらい回しでは、沖縄の「負担軽減」にはならないし、問題は何も解決しない。
午後2時37分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸には、この日3隻目のランプウェイ台船・明神3号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。2隻目の屋部7号は積んでいた土砂の量が少なかったので、早めの入れ替えとなっている。
K9護岸から来たダンプカーと合わせて、②工区の3か所に土砂が投入されていた。同時に3隻のランプウェイ台船から陸揚げされているので、投入箇所も増えているのかもしれない。
K4護岸では午後も引き続き嵩上げ工事が進められていた。
午後3時12分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸ではランプウェイ台船が2隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
湾内には第八高砂丸、第八丸喜丸、聖嘉が停泊し、聖嘉が土砂の移し替えを行っていた。
沖から新たに2隻のガット船が入ってくるところだった。最近は午後以降に入ってくるガット船が多い。インターネットで確認すると、午後9時半の段階で、ガット船は6隻(第八高砂丸、第八丸喜丸、聖嶺、聖嘉、かいおう丸、美鍛丸)が大浦湾に停泊している。
先週1週間の遅れを取り戻すために、沖縄防衛局は工事をさらに強硬に進めるだろう。それに対し、ゲート前や海上、安和、塩川で抗議を続けましょう。冬ぬぴーさにん負きらんぐとぅ、ちばらなやーさい。