19日(木)は辺野古側海域が強風のため、カヌーによる抗議行動は中止となった。
午前8時25分頃、沖を見るとガット船4隻(第八高砂丸、美鍛丸、清明、進朋)が大浦湾に入ろうとしているところだった。
K8護岸にではランプウェイ台船が着岸したばかりで、陸揚げ作業を行うショベルカーが乗り込んでいった。
K9護岸ではすでに土砂の陸揚げが始まっているようで、ダンプカーが②工区に土砂を投入していた。
午前8時53分頃、キャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、1回目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。
木曜日は参加者多く、この日も1回目から60人近い市民が集まっていた。県政与党の県議会議員、市町村議会議員の皆さんも参加していて、議員の挨拶が続くなか、沖縄県警機動隊の強制排除が始まった。
座り込む市民が多いため焦りにかられたのか、機動隊の排除も強引かつ暴力的だった。市民が激しく抗議する場面が何度も見られた。
資材搬入の車列が途切れると、すかさず市民がゲート前に集まり、デモ行進やシュプレヒコールで、抗議と抵抗の意思を示し続けた。
午前10時37分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸では土砂の陸揚げが続けられていて、②工区に土砂が投入されていた。
K1護岸では、完成した壁の前に消波ブロックを設置する作業が進められていた。
K4護岸では2か所で、生コンの打設が行われていた。
午後1時37分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。k9・K8護岸ともにランプウェイ台船が着岸し、土砂の陸揚げが行われていた。
湾内には前日から残っている聖嘉、聖嶺、と朝入った第八高砂丸、美鍛丸、清明、進朋の6隻のガット船が停泊し、ランプウェイ台船に土砂の積み替えなどを行っていた。
このあと、ガット船は新たに聖祐が大浦湾に入り、そのあと聖嘉、聖嶺、清明、進朋が大浦湾を出て行った。