2日(月)は海が荒れて朝、大浦湾に新たに入ってくるガット船はなかった。海上行動も中止となったので、キャンプ・シュワブのゲート前に行き、1回目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。
11月に入り沖縄も秋の気配が深まってきた。爽やかな秋晴れで、30名余の市民が今日も朝から集まった。新型コロナウイルスの感染予防に徹しながら、菅政権による工事の強行に対し、現在の状況でできる限りの抗議を続けている。
ゲートに入るのは生コンのミキサー車が多いが、今日の1回目には砂や砂利のほかに栗石を積んだトラックも2台入っていた。
工事車両が途切れるとゲート前に再び集まってデモ行進し、遅れてきた車両を止めている。
午前10時26分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸では空のまま接岸していたランプウェイ台船・屋部5号がちょうど離岸するところだった。いつもは土砂を積んだダンプカーが行き交っている時間帯だが、そのような動きは見られなかった。
K2・K4護岸では嵩上げ工事が行われていて、ゲートから入ってきたミキサー車が並び、L字型の壁の打設工事を行っていた。
テント2周辺で作業をしてから、午後12時20分頃に瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K8・K9護岸護岸ともに接岸しているランプウェイ台船はなく、土砂の陸揚げは行われていなかった。
土砂を積んであるランプウェイ台船は複数あったが、タグボートで曳航する動きは見られなかった。ふだんは昼休みでも土砂の陸揚げが行われていることが多い。
ガット船は美鍛丸と栄雄丸が停泊していた。空のランプウェイ台船に土砂を積み替える動きも見られなかった。観察している時間は限られているが、今日は新たなガット船が大浦湾に入らなかったことも含めて、海が荒れていることから海上作業は休みを取ったのかもしれない。
午後12時42分頃、名護岳から安和の琉球セメント新桟橋の様子を見た。この時間に停泊しているガット船はなく、土砂の積み込みは行われていなかった。朝7時ごろにインターネットで確認したときは、聖祐が接岸しているようだったが、1隻だけで作業が終わったのかもしれない。この日は本部港塩川区でも土砂の積み込みはなかったとのこと。