今週は所用のためカヌーではなく、本部港塩川地区での抗議行動に午前中だけ参加している。
午前7時20分頃、安和に寄って琉球セメント新桟橋の様子を見ると、ガット船・聖嘉が接岸して土砂の積み込みを行っていた。こういう早い時間から積み込み作業は行われている。
午前7時半頃、塩川沖にはガット船10隻(第八高砂丸、國喜18、美鍛丸、かいおう丸、第八藤進、第八丸喜丸、松龍丸、寿鷲丸、第八そうほう丸、第二十八旭丸)が停泊していた。第八藤進と寿鷲丸はランプウェイ台船から土砂の移し替えを行うところだった。
午前7時38分頃、本部港塩川地区に着くと、前日と同じようにランプウェイ台船・東栄三号と呉屋7号が並んで接岸し、土砂の積み込みを行っていた。
東栄三号は午前9時半頃、呉屋7号は同9時55分頃に離岸を開始し、沖に停泊しているガット船に向かって移動を開始した。2隻とも土砂は台船の半分ほどしか載っていない。多少のずれはあっても、台船の出航時間や順序はだいたい決まっている。その時間までに積み込む量をどれだけ減らせるかは、市民の抗議行動次第だ。
塩川地区は少ない人数でもそれなりに成果が出せる場所であり、行動がすぐ成果につながる場所でもある。今日も午前中、車両の出入り口近くで女性3人が抗議し、車の出入りが制限されて、台船に乗り込む車両がしばしば途切れた。車両や警備員の動きを見て動線を乱すことを考えれば、有効な抗議地点が見えてくる。
塩川地区は敷地が広く人との距離も取れ、新型コロナウイルスの感染予防もやりやすい。ぜひ、積極的に参加してほしい。軟弱地盤のことを論じるのも大事だが、いま進められている辺野古側の埋め立てを傍観していてはいけない。何もしなくても工事はいずれ行き詰まって止まる、と考えていたら大きな間違いだ。