27日(火)は午前中、本部港塩川地区に行き、辺野古埋め立て用土砂の積み込みに抗議した。
途中、午前7時53分頃、安和の琉球セメント新桟橋の様子を見ると、ガット船・栄雄丸が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。
午前8時頃、塩川沖に停泊しているガット船の様子を見ると、11隻(第八高砂丸、國喜18、聖嶺、進朋、第百三十六伊勢丸、第八丸喜、聖祐、第八藤進、清明、第八そうほう丸、第二十八旭丸)が停泊していた。聖祐と進朋はランプウェイ台船から土砂を移し入れているところだった。
午前8時10分頃、本部港塩川地区に行った。港の北側では港内の土砂の浚渫作業を行っている。
港内の一角に、琉球セメント旧桟橋の解体工事で出る土砂や瓦礫の仮置き場がある。旧桟橋の周辺から浚渫した土砂が積んであったが、今朝はそれをダンプカーに積み込み、運び出していた。
ランプウェイ台船は東栄三号と呉屋7号の2隻が停泊し、同時に土砂の積み込みを行っていた。
午前中は抗議する市民が少なかったが、牛歩によって抗議することで、土砂を運ぶダンプカーの移動が遅れ、積み込みに影響を与えていた。本来なら、ダンプカーが間断なく台船に入るところが、抗議で一時停止することで間に合わなくなる。
午前8時38分頃、牛歩する市民は2人しかいなかったが、出入りするダンプカーが立ち往生し、台船に入る車両が数分間止まる場面もあった。塩川ではうまく抗議することで、このようなことが起こる。
午前9時58分頃、ランプウェイ台船・東栄三号が離岸した。
その前には、ガット船に土砂を移し替えた空の台船がタグボートに曳航され、移動を始めていた。ランプウェイ台船の入れ替えが行われ、新たに呉屋5号が着岸した。
東栄三号は沖に向かい、ガット船・進朋に土砂を移し替えていた。
午前10時31分頃、ランプウェイ台船・呉屋7号が土砂の積み込みを終えて離岸した。
呉屋7号は沖に向かい、聖祐に土砂を移し替えていた。聖祐はすでに台船1隻分を積んでいて、2隻分を積んでいた。聖祐は2200トン積みだが、台船1隻分の量が少ないのでこうなる。
午前11時45分頃、土砂の積み込みが止まって昼休みに入ったので、本部港塩川地区を後にした。
午前11時58分頃、琉球セメント新桟橋の様子を見ると、ガット船・栄雄丸が出航するところだった。2隻目の聖嶺は午前10時25分頃に塩川沖から移動をはじめ、琉球セメント新桟橋に向かっていた。本来は、午前11時前には入れ替えの予定だっただろう。
抗議したカヌーメンバーは、桟橋の向こう側で海保に拘束されていて見えないが、安和でも塩川でも海と陸から抗議が続けられている。