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Channel: 海鳴りの島から
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今日も工事は行われず。このまま新基地建設を中止し、キャンプ・シュワブを封鎖しろ。

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 25日(火)は午前11時54分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を確認した。キャンプ・シュワブの工事用ゲートは鉄柵が閉まったままで、工事車両の出入りはなかった。

 埋め立て工区に作業員の姿はなく、クレーン車やダンプカーなども片付けられたままだった。

 K4護岸に乗せられたオイルフェンスや汚濁防止膜もまだそのままになっていた。波が収まってから再設置となるが、今後の台風の発生状況や旧盆との関係でどうなるだろうか。

 K4護岸の②-1工区側には、L字型擁壁建設のために組まれた青い鉄筋が並んでいる。

 午後12時19分頃、松田ぬ浜からK1~K3護岸の様子を見た。K2護岸の嵩上げ工事では、すでに10基のL字型擁壁が完成し、現在、その間を埋める擁壁が作られつつある。

 こちらも台風の発生状況を見ながら、完成した型枠に生コンが打設されていこうとしている。

 午後12時46分頃から1時7分頃まで、瀬嵩の海岸や森の上で大浦湾の様子を確認した。ガット船やランプウェイ台船はまだ避難したままで、作業和船が1隻出てフロートや汚濁防止膜の点検を行っている程度だった。

 それほど大きな台風ではなかったので、遠目に見ている限りでは特に問題はなかったようだ。海保の浮き桟橋は再設置され、ゴムボートが係留されていた。

 キャンプ・シュワブで米軍関係者が2人、新型コロナウイルスに感染したと報じられている。前日は宮古島の陸上自衛隊駐屯地の建設工事で、1人の感染者が発生している。辺野古新基地建設でも、海上警備員に1人の感染者が出ているが、日本政府・沖縄防衛局は工事を強行し続けている。

 おそらく辺野古でも宮古島でも、日本政府・沖縄防衛局は工事を続けようとするだろう。新型コロナウイルスで沖縄県民がどれだけ苦しもうと関係ない、それが彼らの姿勢だ。今すぐ工事を中止し、基地を封鎖するよう抗議を強めたい。


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