25日(木)は午前11時半頃、名護市安和の琉球セメント新桟橋に行った。ガット船・進朋が桟橋に接岸し、埋め立て用土砂を積み込んでいた。この日2隻目で、1隻目は栄雄丸が積み込みを行ったとのこと。
桟橋の入り口で、市民数名が土砂を運んでくるダンプカーに抗議していた。仮置き場の土砂はそれほど多くないが、中のダンプカーが休みなくベルトコンベアーの投入口に土砂を運び入れていた。
昼休みに入ったらしく、外からくるダンプカーが途切れたので、午後12時半頃、本部港塩川区に移動した。
本部港塩川区に行くと、午後だけでランプウェイ台船3隻(第五明豊丸、東栄三号、呉屋7号)に土砂が積み込まれた。もっとも、第五明豊丸や東栄丸に積んだ土砂は半分ほどで、呉屋7号は半時間ほど積み込み作業をやっただけで、時間切れ終了となった。
風が強く、海は白波が立って荒れ、時折、雨が降る不安定な天気だった。本部町島ぐるみ会議の皆さんが、土砂を運んでくるダンプカーに粘り強く抗議を続けていた。
連日、長時間の抗議を続けていれば、体力、精神力ともにかなりの負担となる。地域住民は他所に逃げることができない。ぜひ、県内外各地から支援に来てほしい。港内は広く、風もあるので、新型コロナウイルスの対策をきちんとやれば、安全に行動できる。