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Channel: 海鳴りの島から
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6月4日の塩川沖と大浦湾、辺野古側埋め立て工区の様子

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 午後12時28分頃、東江の海岸から塩川沖の様子を眺めた。沖にはガット船が並んでいた。インターネットで調べると、午後9時40分現在、まだ移動はしていない。

 昨日、今日と風が強く、海は白波が立っていた。もう夏景色で、浜では観光客らしい4人連れが泳ぎ、沖ではウインドサーフィンを楽しんでいる人がいた。天気がいいので、釣りを楽しんでいる人も多かった。

 午後7時頃の大浦湾の様子。山越しにさす夕日が雲を染め、十三夜の月が出ていた。この静かな海の景色を汚し、来週はこの海にランプウェイ台船やガット船が姿を見せるのだろうか。

 午後7時19分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。重機類はまだ片付けられたままで、特に変化は見られない。

 来週になればここもまた、土砂を積んだダンプカーが行き来し、ブルドーザーやバックホーが動き回るのだろうか。

 工事が再開されれば、当然、抗議行動も再開する。辺野古のゲート前や海上、安和、塩川の各現場で、新型コロナウイルス対策を十分にやって、工事を止めるために力を尽くす。

 巨人軍の選手の感染を見ると、症状が出ない形でウイルスは感染者を持続させていて、何かの条件がそろうと、北九州市のように一気に表に出てくるのだろう。沖縄は5月以降新たな感染者が出ていないが、細心の注意を払って抗議行動に参加するのは言うまでもない。

 無症状ですむ人もいれば、高齢者や持病のある人が感染すると、重症化して死亡する人も出る。抗議行動に参加する皆さんの中には、沖縄戦を体験した高齢者もいる。抗議行動の中で感染者を広げることがあってはいけないので、新型コロナウイルスに関してこの間に明らかになって知見をふまえて、各現場で慎重かつしっかりと抗議していきたい。

 工事が再開されなければ、抗議する市民はもとより、作業員や警備員、海保、県警が辺野古に来ることもないし、辺野古から感染が発生することもない。新型コロナウイルスの患者に対応したため、医療機関がいま経営危機に瀕している。このバカげた工事に使う金を、医療機関の損失補填にあてるのが私たちの命を守ることになる。みんなの力で工事を止めましょう!

 


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