5日(金)は午後6時55分頃、大浦湾の様子を見に行った。夕暮れが迫る海は、ガット船やランプウェイ台船の姿もなく、広々として静かだった。基地内の浜では、米兵が集団で泳いでいた。
午後7時9分頃、辺野古側埋め立て工区の様子を見た。こちらもまだ変化は見られない。辺野古崎と長島の間に海保のゴムボートが1隻見えた。
県議会議員選挙も終盤を迎えているが、無投票となった名護市は、辺野古新基地建設や新型コロナウイルス対策、医療、介護、雇用、教育、産業、環境問題など、議論すらないまま終わろうとしている。
無投票でも候補者は、選挙公約を書いたビラくらいは配るべきだと思うが、私のアパートではそれすらもない。ほかの地域では配られているのか知らないが、市民に自らの考えを積極的に示そうとしない政治家を信用できるはずもない。
新型コロナウイルス対策で莫大な予算が動けば、それを狙って儲けようとする者もいる。今日、明日の生活に困っている人には金が届かず、中抜きしたり、談合したり、要領よく儲ける連中は、貧乏人を鼻で笑いながら、選挙の時に政治家に恩返しをする。昔から変わらぬ風景ではないか。
こんな自公政権に票を入れてのさばらせてきたのは誰なのだ?どんなでたらめなことをやっても政権交代は起こらない、と高をくくっているから、与党の政治家も官僚もどんどん腐っていく。連中にはコロナ危機も金もうけの機会でしかない。いずれそのツケを市民に回して、貧富の差がさらに拡大する。