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Channel: 海鳴りの島から
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5月25日の羽地内海の様子

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 25日(月)は午後2時36分頃、羽地内海の様子を見に行った。ガット船はあらかた本部の塩川沖に移動していて、marumasa1号だけが残っていた。台風避難で羽地内海に入っていたので、元の場所に戻ったということ。

 ランプウェイ台船・屋部3号と5号は、屋部土建の停泊場所に残っていた。屋部5号はメンテナンス作業を行っていて、作業をする機械音が響き、作業員が船体にペンキを塗ったりしていた。

 ランプウェイ台船が大浦湾に入らないと、土砂の陸揚げは行えない。屋部3号と5号はタグボートで曳航していくので、ガット船より速度が遅く、先に移動を始めるだろう。この2隻がそろって姿を消したら、工事再開の可能性が高い(駿河や明神3号が先に入って再開する可能性もないとは言えないが)。

 全国すべての都道府県で緊急事態宣言が解除された。沖縄防衛局からすれば、早めに工事を再開したいだろうが、沖縄は県議会議員選挙がまじかに迫っている。下手に工事を再開すれば、県内の自民党、公明党が猛反発するだろう。

 マリー道から今帰仁の湧川方面を見る。右側の羽地内海の向かいには、嵐山の森が続いている。沖縄戦の際、敗残兵となった日本兵が潜み、米軍が引き揚げた夜になると村に降りてきて、住民虐殺も犯している。風光明媚な場所だが、血塗られた歴史もある。

 青空にユリの花が映える。

 実家の庭はこの時期、ツマグロヒョウモンがよく飛んでいて、スミレを探して葉に卵を産んでいる。このチョウは模様が鮮やか方がメスで、毒を持ったチョウに模様を似せ、生存率を高めているとのこと。


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