6日(水)は午後から大浦湾や羽地内海に行き、辺野古新基地建設工事の再開に向けた動きがあるかどうかを見てきた。午後4時頃、大浦湾ではガット船やランプウェイ台船の姿はなかった。
午後5時15分頃、羽地内海の様子を見ると、大浦湾で埋め立て用土砂を陸揚げしているランプウェイ台船・屋部5号と3号は、まだ移動していなかった。埋め立て工事再開のためには、まずランプウェイ台船が大浦湾に入らないといけない。黄金週間が終わる明日以降の動きを注視したい。
大手ゼネコンが全国で工事再開の動きを見せている。日本政府・沖縄防衛局も1日も早い再開を狙っているはずだ。彼らが気にしているのは、6月7日に行われる沖縄県議会議員選挙だろうが、再開を許さない取り組みが多様な形で必要となる。
辺野古新基地建設問題が、新型コロナウィルス問題の陰に埋没しないように声を上げ、動きを作り出したい。
想思樹の花が咲いている。この季節に75年前の沖縄戦のことを思わない日はない。祖父母や両親をはじめ今もある人、今は亡き人が75年前にどのような日々を送っていたのか。
自分も年を取り、沖縄戦もこんなに遠くなってしまったのか、と思うのだが、記録と記憶とともに、我がこととして痛みを受け継ぐ努力をしたい。