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Channel: 海鳴りの島から
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夜の8時まで抗議行動が行われていることを知ってほしい

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 16日(木)は午後から本部港塩川区と名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、辺野古埋め立て用土砂の積み込みに抗議した。

 午後1時半頃に本部港塩川区に着くと、ランプウェイ台船・東栄三号に土砂が積み込まれているところだった。本部町島ぐるみ会議の皆さんを中心に抗議行動が取り組まれていた。広い港内で抗議している市民は10名もいなかったが、それでもダンプカーの前をゆっくりと歩くことで、車は減速や停止をせざるを得ない。

 午後2時50分頃、東栄3号が土砂の積み込みを終えて出港していった。次の呉屋7号に積み込みが始まる前に女性たちがダンプカーの前に立ちはだかった。沖縄県警・機動隊が来るまで、30分以上も土砂の積み込みが阻止された。

 

 塩川ではテイケイの警備員が二人一組で向かい合い、互いの装備を指差しで点検しているのだが、集団(密集状態)で対面し、大声を発している。屋外とはいえ、今時大丈夫なのだろうか。

 沖縄防衛局のボンクラ職員は、手つきから見て、今日も車の中でゲームに熱中しているのだろうか。

 塩川区の土砂積み込みは午後4時半頃に終了したので、安和の琉球セメント桟橋に移動した。

 安和の琉球セメント新桟橋では、今日は栄雄丸、進朋、第八丸喜丸の3隻のガット船に土砂の積み込みが行われた。

 1隻目の栄雄丸が大型のため積み込みに時間がかかったとのことで、2隻目の進朋が土砂積み込みを終えて離岸したのは午後6時40分頃だった。

 そのあと、3隻目の第八丸喜丸が新桟橋に着岸したが、午後8時まで残業で積み込みが行われた。

 安和の琉球セメント桟橋前では、残業で午後8時まで土砂積み込みが行われ、市民も長時間の抗議を行った。

 安和では午後5時以降も残業で土砂の積み込みや搬入が行われるのが珍しくない。辺野古のゲート前や海上行動よりも、ずっと厳しい条件で抗議行動が続けられていることを、多くの人に知ってほしい。

 午後8時過ぎに第八丸喜丸が出港していった。最後まで頑張った皆さん、お疲れさまでした。

 それにしてもだ、市民には行動の自粛を呼びかけながら、新基地建設工事を続けている安倍政権への怒りが込み上げてくる。この工事のためにどれだけ多くの人が、外出して人との接触をせざるを得ないか。新型コロナウィルスの感染爆発を専門家が指摘する中で、どれだけの人が危険にさらされているか。この工事は災害対策、復興のための工事ではない。即座に中断すべきだ。

 

 

 


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