14日(火)は朝、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で行われた、1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
新型コロナウィルスの感染拡大をふまえて、ゲート前に座り込む市民は隣の人と距離を取り、歌やシュプレヒコールも控えめにしている。1回目は20人ほどの市民が参加して、強行が続く工事に抗議の声を上げた。
午前8時55分頃に生コン車がゲート前にやってきて、工事車両の長い列ができた。沖縄県警、機動隊が座り込む市民の強制排除を始めたのが午前9時15分頃。全員を排除して工事車両がゲート内に入り始めたのが同9時26分頃だった。
生コン車に続き、栗石やバラスなどを積んだダンプカーほか、工事車両が次々と入っていった。
少人数の控えめな行動であっても、ゲート前に抗議する人がいるのといないのとでは大きな違いがある。新型コロナウィルスの問題で組織的な取り組みは後退しても、個人や有志の行動はいろいろ取り組まれるだろう。
ゲート前に行く前、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。12日の午後に見た時とガット船、ランウェイ台船の状態は変わっていなかったので、13日(月)は時化で土砂の陸揚げが行われなかったようだ。
K8護岸では午前8時20分頃から、K9護岸では午前8時30分頃からランプウェイ台船の移動が始まり、土砂陸揚げに向けた動きが始まった。そのあと、ガット船から台船への土砂の積み替え作業も始まった。
午前10時9分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の状況を確認した。K8、K9両護岸から陸揚げされた土砂は、ダンプカーで②区域に運ばれ、仮設道路の中央部やK3護岸沿い付近から海に投入されていた。
名護市内でも新型コロナウィルスの感染者が出ている。沖縄島北部地域で感染拡大が起こった場合、工事関係者やその家族にも感染者が出る可能性が高い。地域住民や警備員、沖縄防衛局員、抗議する市民、機動隊、海上保安官など多くの人に影響を与える。辺野古新基地建設は即座に中止すべきだ。