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Channel: 海鳴りの島から
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琉球セメント新桟橋で海と陸から土砂積み込みに抗議

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 10日(金)は名護市安和の琉球セメント新桟橋で、海と陸から土砂積み込みに抗議した。

 午前8時39分頃、安和の現場に着くと新桟橋では、栄雄丸が土砂を積み込んでいるところだった。積み込み終了時間を見計らいながら準備を進め、午前9時40分頃にカヌー11艇で海に出た。ゴムボート1隻(ハクイ)がサポートにつき、いつものように新桟橋の周辺で抗議行動を展開した。

 午前10時45分頃、海上保安庁のゴムボートがやってきて警告を開始した。積み込みが終了し、海上保安官が海に入ってカヌーの拘束を始めたのが午前11時22分頃。カヌー全艇を拘束して新桟橋の下から出したのが、午後12時13分頃だった。

 そのあと事由に漕いでいたカヌーメンバーが、拘束しようとする海保のゴムボートをかわして新桟橋の下に入り、さらにガット船の出航を遅らせた。栄雄丸はこちらが予測していたより2時間近く遅れ、午後12時30分過ぎに離岸して出航していった。

 昼食は手作り弁当の差し入れがあった。いつも野菜が豊富で、栄養バランスを考えてくれている。感謝しながらごちそうになった。

 午後は土砂が搬入される出入り口でダンプカーに抗議した。県内紙の報道によれば、辺野古側埋め立て工区の土砂投入終了が、今年8月から1年延期になったという。それだけ工事が遅れているわけだが、さらに工事の中止まで追い込まなければならない。

 出入り口付近は抗議する市民がいて注意が必要な場所のはずだが、タバコを吸いながら入ってくる運転手もいる。沖縄防衛局や県警も見て見ぬふりだ。情けない。

 辺野古に戻ってカヌーを洗い片づけてから、午後4時12分頃に豊原の高台に行き、辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸はランプウェイ台船の入れ替えが行われていた。

 土砂を運んできたダンプカーはこの時間帯、②工区の仮設道路中央部付近からの埋め立て地点と、N5護岸の方から進められている埋め立て現場に土砂を投入していた。

 午後4時33分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9・K8両護岸とも土砂の陸揚げが行われていた。

 ガット船は第八丸喜、第十八勝栄丸、清明の3隻が停泊していて、後の2隻はランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。

 

 


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