年が明けて最初の海上行動となる6日(月)は朝、カヌー8艇で松田ぬ浜を出発した。辺野古崎まで漕いで抗議船・不屈と合流すると、K8護岸では消波ブロックの設置が行われていた。
大浦湾では6隻のガット船が赤土土砂をランプウェイ台船に移し替えていた。ガット船は清明、神峰、松龍丸、marumasa3号、進朋で、もう1隻は名前を確認できなかったが、見馴れない船体で新しく加わった船かもしれない。
この日は朝1番の資材搬入で、基地内で土砂を運ぶ空のダンプカーがゲートから入っていた。ダンプカーの準備ができていたので、清明が積んでいた土砂を半分ほど移した段階で、ランプウェイ台船・明神3号から離れた。
そのあと、明神3号がK8護岸に向かって進んできたので、カヌーチームはオイルフェンスを越えて、今年最初の抗議行動を行った。
海保に拘束されて松田ぬ浜の近くで解放されたあと、不屈に乗り込んでK9護岸に向かった。ちょうど土砂を積み終えたランプウェイ台船がK9護岸に向かっているところで、カヌーに乗るとすぐに抗議行動を行った。
新年早々から海に入ってずぶ濡れになったが、日が差していたので寒さに震えなくてすんだ。沖縄だからこの時期でもカヌーで抗議できるのだが、それはまた、冬でも休みなく海上での抗議行動が続くということだ。
この日陸揚げされた土砂は、主にK3護岸沿いやK4護岸沿いに投下されていた。消波ブロックを設置する大型クレーンの足場を造る作業が進められていた。
IR汚職で下地幹郎や宮崎政久、岩屋毅といった議員たちの名前が挙がっている。いずれも辺野古新基地建設を推進してきた面々だ。カジノ利権だけでなく、基地利権でも蠢いてきたのではないのか。新基地建設が長引き、予算が膨らめば膨らむほど、金が入ると笑う者たちがいる。こういう連中のために、沖縄県民は苦しめられるのだ。