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Channel: 海鳴りの島から
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辺野古の海・大浦湾で進む工事に海上から抗議

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 28日(火)は朝、カヌー9艇で松田ぬ浜を出発した。

 平和丸に乗って長島の近くまで来て、カヌーに乗り換えて大浦湾に出た。埋め立て用土砂を運搬するガット船2隻(marumasa3号と第八藤進)が大浦湾に入ろうとしており、カヌーメンバーは航路に進んで土砂搬入に抗議した。

 安和の琉球セメント桟橋や本部港塩川区でガット船に積み込まれた土砂は、海路で大浦湾に運ばれ、K9護岸から陸揚げされる。いったん基地内に陸揚げされてしまえば、抗議する術はない。積み込み段階と陸揚げ前に抗議行動で止めなければ、辺野古側の埋め立ては進んでいく。

 海からの運搬は一度に大量の土砂を運べるが、台風などで海が荒れれば船は航行できなくなる。陸上の運搬より気象条件に左右されるのだ。抗議行動を強めて積み込みを遅らせれば、大浦湾に入るガット船のサイクルを崩し、土砂切れを起こすことも可能だ。陸と海で頑張りましょう。

 marumasa3号と第八藤進が入ったあとに、marumasa2号が出て行った。marumasa(丸政)は1~3号が土砂を運搬している。第八藤進も頻繁に使用されている。

 大浦湾での抗議行動で海保に拘束され、GB(ゴムボート)で松田ぬ浜に運ばれた。そのあと、カヌーメンバーは辺野古崎近くのK8護岸に移動し、抗議行動を行った。女性メンバー1人が護岸のそばまで行って抗議した。

 K8護岸では先週から内側(大浦湾側)に被覆ブロックや根固め用袋材を積む作業が行われている。台風対策として、護岸を越えた高波の影響を抑えるための対処がなされているようだ。

 再び海保に拘束されて松田ぬ浜まで運ばれたあと、午前中の最後にK4護岸外側の消波ブロック設置にに抗議した。②-1工区を区切るN5護岸まで100メートルほどの位置まで消波ブロックが設置されている。

 K4護岸で赤瓦屋根の建物が見える地点がN5護岸とつながっている部分。

 K4護岸では被覆ブロックの上端をベニヤ板でふさぐ作業が進められている。これも台風の高波対策なのだろうか。昨年の台風では、高波で天端に敷き詰めた砂利が侵食され、設置したコンクリートブロックがでこぼこになっていた。

 護岸の上には所々にガードレールが設置されているのだが、こんな隙間だらけでどれだけの意味があるのか。これで安全対策をやっているというのなら、公共工事もいい加減なものだ。

 この日は午後から天気が崩れるとの予報だったので、午前中で海上行動を終えた。

 


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