5月29日(水)午後4時27分頃、豊原の高台から辺野古側の埋め立て状況を見た。埋め立てが進む②工区の中にある岩が緑のネットで覆われているのが確認できた。沖縄防衛局が行った、凶行としか言いようのないやり方に怒りがこみ上げた。
この岩ではこれまでアジサシが巣を作り、子育てをしてきた。岩が護岸で囲われる前、まだカヌーで自由に漕げた頃には、アジサシを刺激しないように遠回りして通っていた。
数は少なくなったとはいえ、今年も辺野古の海にアジサシが渡ってきている。この時期に岩にネットを張ったのは、アジサシが巣を作れないようにということだろう。沖縄防衛局はここまでやるのだ。
辺野古の海、大浦湾からジュゴンを追い出して死に追いやり、ウミガメが産卵してきた砂浜やえさを取る海草・藻場を奪い、さらにアジサシから営巣地の岩を奪う。辺野古の海の破壊が日々強行され、多くの生き物が殺され、生息地を破壊されている。工事を止めない限り、それが毎日続くのだ。
多くの人にその現状を知ってほしいから、このような写真も載せるのだが、インターネットで情報を得て分かったつもり…で終わってほしくない。ぜひ辺野古に来て海やゲート前で、日本政府・沖縄防衛局のやりたい放題を止める行動に加わってほしい。